31日のマザーズ先物は前日比31.0pt高の863.0ptと4日ぶりに大幅反発して取引を終えた。
高値は868.0pt、安値は844.0pt、取引高は5551枚。
本日のマザーズ先物は4日ぶりに大幅に反発して引けた。
マザーズ先物は前日までの3日間で13%超も下落したことから、急ピッチの上昇に対する警戒感から押し目買いや自律反発を狙った買いなどが先行した。
前日のマザーズ先物の大幅下落のきっかけとなったサンバイオ (T:4592)は本日も売り気配を切り下げ、連日で寄らずのストップ安を演じたが、連れ安した他のバイオ関連銘柄が反発したことが個人の投資マインドを幾分改善させたとみられる。
また、メルカリ (T:4385)、ミクシィ (T:2121)、MTG (T:7806)といった指数インパクトの高い時価総額上位銘柄が上伸したこともマザーズ先物を押し上げたようだ。
ただ、サンバイオは下げ止まる気配を見せておらず、マザーズ先物へのヘッジ売りが続きそうなことはマイナス要因。
このため、市場で「サンバイオが悪材料を織り込んで反発するまでは不安定な値動きを余儀なくされる」との指摘が聞かれた。
本日のマザーズ市場では、直近IPO銘柄として短期資金が流入したベルトラ (T:7048)や、第3四半期の累計決算速報を発表したSBIインシュ (T:7326)、流通総額150億円超の報酬提供インフラ「RealPay」をリリースしたリアルワールド (T:3691)などがストップ高まで買われた。