富士ソフト (T:9749)は14日、2018年12月期通期連結決算を発表した。
売上高が前期比13.0%増の2,043.29億円、営業利益が同17.4%増の114.00億円、経常利益が同17.7%増の120.71億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.4%増の65.16億円となった。
SI(システムインテグレーション)事業の売上高は前期比13.1%増の1,892.77億円、営業利益は同20.5%増の96.96億円となった。
組込系/制御系ソフトウエアは自動車関連や機械制御系で、業務系ソフトウエアはインターネットサービスや金融業向けが好調に推移し増収増益となった。
プロダクト・サービスはライセンス販売が好調に推移したものの、品質管理のための投資や収益性の高い製品販売の減少が響いた。
アウトソーシングは流通・サービス向けが減少したが、前期改修費用の反動で増益となった。
ファシリティ事業の売上高は前期比7.9%増の29.09億円、営業利益は同1.7%増の11.31億円となった。
オフィスビルの賃貸収入等の増加が寄与した。
2019年12月期通期については、事業の拡大や人材投資を進めるとし、売上高は前期比3.0%増の2,105.00億円、営業利益は同2.6%増の117.00億円、経常利益が同1.1%増の122.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2.8%増の67.00億円としている。