本日のマザーズ先物は、前日の米国株が小幅高にとどまったほか、為替も1ドル=110円台でこう着感を強めているとあって、相場全体として方向感に欠け小動きにとどまりそうだ。
前日のマザーズ市場では、前の日の米国市場の休場に伴い手掛かり材料難のなか、模様眺め機運が広がった。
マザーズ先物は小幅に続伸したが上値は重かった。
連休明けの米国市場では、米ウォルマートの好決算などを受けてNYダウが8ドル高と小幅に続伸したものの、政権運営の先行き懸念や米中通商協議の行方を見極めたいとの思惑が強かった。
本日の東京市場は全般にこうした流れを引き継ぎ、マザーズ先物も小幅な値動きにとどまりそうだ。
個別株では、増配を発表したAMBITION (T:3300)、マイルストン収入の計上を発表したヘリオス (T:4593)、中国大手メーカーへの半導体採用が決まったテックポイント (T:6697)などの動向が注目される。
相場全体のこう着感が強いため、個別の材料株物色が活発となっている。
上値のメドは890.0pt、下値のメドは870.0ptとする。