ポーラオルHD (T:4927):3205円(-95円)続落。
大和証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も4100円から3650円に引き下げている。
今期営業利益の1ケタ台前半の増益計画はネガティブと指摘。
業績は今後も「ポーラ」と「Jurlique」含めた海外事業の改善に大きく左右されようが、未知数の部分は多く、足元の四半期業績を確認し・踏み固めていく作業が現在は求められると考えているようだ。
関ペイント (T:4613):2125円(+132円)急伸。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1900円から2450円に引き上げており、本日の買い材料につながっているようだ。
ゴールドマン・サックス証券では、インド市場の成長が持続する中で、原料コスト低下によるマージン縮小トレンドも終焉に向かうことを格上げの背景としているもよう。
アルコニックス (T:3036):1304円(+180円)急騰。
発行済み株式数の2.9%にあたる74万株、8億円を上限に自社株買いを実施すると発表、買い付け期間は2月20日から5月31日までとしている。
また、期末配当金を1円引き上げ、年間配当金を39円にすることも発表。
さらに、大日本印刷 (T:7912)や中国企業らと、リチウムイオン電池用材料の関連事業を運営する合弁会社を香港に設立するとも発表しており、相次ぐ好材料の表面化に買いインパクトが先行へ。
サイバーダイン (T:7779):743円(+18円)大幅に4日続伸。
英国立3Rセンターが主催するCRACK-IT Challenge(フェーズ1)において、子会社のCYBERDYNE Europe GmbHが主導するLED方式光音響イメージング装置Acoustic Xを活用した研究が選出され、研究資金の交付が発表されている。
交付金額は8万2800ポンド(約0.11億円)で、研究機関は6月19日までの予定。
交付金額は、19年3月期及び20年3月期の損益計算書の「その他の収益」に計上される見込み。
ホンダ (T:7267):3062円(+48円)続伸。
前日に欧州生産の撤退報道が伝わったが、欧州唯一の四輪車の生産拠点である英国工場での生産終了を正式に発表している。
欧州販売の不振を背景に、生産体制を見直すようだ。
これを受けて、野村証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3400円から3850円に引き上げている。
狭山工場に加えて欧州2工場閉鎖に踏み切ったことで、過剰生産能力は完全に解消するとみている。
アンビション (T:3300):1082円(+20円)大幅に3日続伸。
19年6月期の年間配当を従来予想の16.50円から25.00円(前期実績16.50円)に増額修正している。
新築投資用デザイナーズマンションが期初の販売スケジュールよりも早期に完売できたことなどを受け、14日に同期の営業利益を従来予想の13.00億円から15.36億円(前期実績11.41億円)に上方修正していた。
株価が25日移動平均線を上回ったことも買いに拍車をかけているようだ。
ヘリオス (T:4593):1751円(+45円)大幅に3日ぶり反発。
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 (T:4576)に譲渡したBBG250を含有する眼科手術補助剤にかかる事業について、同社から事業譲渡契約に記載されたマイルストンを達成した旨、通知を受けたと発表している。
事業譲渡の対価の一部であるマイルストン収入を19年12月期第1四半期の特別利益に計上する見込み。
BBG250は染色性の高い色素を主成分とした眼科手術補助剤。