29日のマザーズ先物は前日比変わらずの932.0ptで終了した。
高値は940.0pt、安値は921.0pt、取引高は1892枚。
本日のマザーズ先物は、朝方に一時940.0pt(前日比8.0pt高の)まで上昇し、1月28日以来約2カ月ぶりの高値を付ける場面があった。
前日の米国株の上昇、為替の円安など外部環境の落ち着きを背景に日経平均が反発して始まり、投資家心理の改善に伴いマザーズ先物にも買いが波及した。
ただ、マザーズ市場では週末とあってこのところ人気化していたアンジェス (T:4563)などに利益確定の売りが出て、マザーズ指数が下落するとともにマザーズ先物も弱含む場面があった。
一方で、材料株やテーマ株、直近上場銘柄を中心に個人投資家の物色は引き続き活発で、マザーズ指数や先物も売りが一巡すると値を戻した。
個別株では、前日上場した日本ホスピス (T:7061)やゲーム関連株として人気が続くシリコンスタ (T:3907)がストップ高水準で取引を終えた。
また、本日マザーズ市場に新規上場したWelby (T:4438)とエードット (T:7063)はともに買い気配のまま初値持ち越しとなった。