本日のマザーズ先物は、前日の中小型株急落による個人投資家のマインドや需給悪化を背景に、ヘッジなどを目的とした売りが出ることが想定される。
前日のマザーズ市場では、個人投資家からの人気が高かったバイオ関連株などが軒並み急落し、損失限定の売りも誘いマザーズ指数、マザーズ先物は大幅安を演じた。
200円以上上昇して始まった日経平均が小幅ながらマイナスに転じて終了したことも投資家心理を悪化させたとみられる。
マザーズ指数は安値圏で取引を終えるなど引け味が悪かったことから、本日も引き続き手仕舞い売りが優勢になる可能性がある。
3日から米国で再開される米中貿易協議の行方なども気掛かりで、積極的な買いは手控えられそうだ。
なお、本日は東名 (T:4439)がマザーズ市場などに新規上場する。
上値のメドは900.0pt、下値のメドは870.0ptとする。