■弱含み、インフレ鈍化の思惑強まる先週のポンド・円は弱含み。
欧州連合(EU)からの離脱期限再延期でリスク回避的なポンド売りは一服したが、インフレ見通し引き下げの思惑が広がっており、リスク回避的なポンド売り・米ドル買いが活発となった。
この影響でポンドの対円レートは一時145円台前半まで下落する場面があった。
取引レンジ:145円30銭−147円00銭。
■伸び悩みか、金利先安観残る今週・来週のポンド・円は伸び悩みか。
中国経済の減速懸念は収束しつつあるが、インフレ見通し引き下げなどを受けて英国金利の先安観は残されており、リスク選好的なポンド買い・円売りは引き続き抑制されそうだ。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・5月2日:英中央銀行が政策金利発表(現状維持の予想)予想レンジ:144円00銭−147円00銭