ベルグアース (T:1383):2141円(+69円)大幅に続伸。
ウシオ電機 (T:6925)と共同研究を開始すると発表している。
「密閉式人工光育苗装置」や育苗に利用する補光用照明の照明方法の開発、これらの装置を用いた育苗レシピの開発を共同して行う。
また、サカタのタネ (T:1377)の100%子会社の長野セルトップ(長野県東御市)から花苗育苗事業を譲り受ける。
譲受価格は0.6億円。
共同研究や事業譲り受けが将来の利益向上につながるとの期待から、買いが集まっている。
JDI (T:6740):52円(-5円)大幅安。
出資の受け入れ交渉をしている中台連合から、出資条件の見直しを要求されていることが分かったと伝わっている。
金融支援の条件として新たな出資者を加えて資金調達をするよう求めてられているもようだ。
新たな出資者が見つからなければ再建は暗礁に乗り上げる可能性があり、あらためて先行き不安が強まる展開になっている。
足元では、台湾企業から再建に関して同社と意見の相違があるなどとも伝わっていた。
東京ベース (T:3415):876円(-33円)大幅続落。
SMBC日興証券では、目標株価は900円から1000円に引き上げているものの、投資判断は「1」から「2」に格下げしている。
株価上昇によって、国内での中期成長期待は再び株価に織り込まれたと判断、さらなる株価上昇には中国などの海外戦略に期待としている。
また、粗利益率の引き下げ、販管費比率の引き上げによって、今期以降の業績予想をわずかに下方修正しているもよう。
レオパレス21 (T:8848):320円(+41円)急伸。
17日に提出された大量保有報告書において、旧村上ファンド関係者が運営する投資会社レノの保有比率が10.32%に達していることが分かったと伝わっている。
14日の大量保有報告書で6.24%の保有が明らかになり、16日の報告書では7.93%に高まっていた。
連日での新規取得を受けて需給期待が一層高まっているほか、英投資ファンドのオデイ・アセットの保有株を合わせると26%の保有比率となっていることも思惑を呼ぶ形に。
プロレド (T:7034):11560円(+990円)大幅に反発。
6月11日を基準日として、1株を2株の割合で分割すると発表している。
株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることが目的。
株式分割に伴い、定款を変更して発行可能株式数を400万株から800万株に増やす。
株式分割が好感されていることに加え、株価が4月17日に年初来高値(1万2630円)を付けてから軟調に推移していたことも買いやすさにつながっているようだ。
バンクオブイノベ (T:4393):1512円(-1円)もみ合い。
中国の上海東方明珠迪爾希文化伝媒有限公司とスマートフォンゲーム「ミトラスフィア-MITRASPHERE-」及び同「幻獣契約クリプトラクト」の台湾・香港・マカオでの配信を前提とした独占ライセンス契約を締結したと発表している。
いずれもパブリッシャーはNetEase Group(中国広州市)で、配信開始時期は19年9月期第4四半期以降を予定している。
なお、株価は朝高後、上げ幅を縮めている。
北越コーポ (T:3865):623円(+47円)急騰。
先週末に19年3月期の決算を発表している。
営業利益は101億円で前期比11.2%の減益となったが、1-3月期は前年同期比78.5%増と急回復し、従来予想100億円並みの水準で着地している。
一方、20年3月期は165億円で同62.9%増と大幅増益を予想。
140億円程度であった市場予想、中計目標であった150億円も上回る水準になっている。
国内印刷用紙の値上げ効果などを織り込んでいるもよう。
東エレク (T:8035):15785円(-440円)反落。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も20000円から16200円に引き下げている。
米中貿易摩擦の激化によって、メモリを中心に半導体需要が一段と悪化するリスクが高まったとし、市況の回復時期は想定されていた今年の後半から半年-1年程度後ろ倒しになるとみているもよう。
SCREEN (T:7735)や日立ハイテク (T:8036)などの投資判断も格下げしている。
東北新社 (T:2329):590円(+5円)3日続伸。
20年3月期の営業利益予想を前期比55.3%増の25.49億円と発表している。
デジタルプロダクション部門の損失が縮小するほか、プロパティで「牙狼」関連の売上が計上され、利益を押し上げる見込み。
同時に発表した19年3月期の営業利益は41.2%減の16.41億円で着地した。
広告プロダクションやコンテンツプロダクションが低調だった。