先週末7日の米国市場では、NYダウが263.28ドル高の25983.94、ナスダック総合指数が126.55pt高の7742.10と大幅上伸し、シカゴ日経225先物も大阪日中比115円高の21035と節目の21000円を回復した。
10日早朝の為替は1ドル=108円50銭台と、7日大引け時点より約10銭の円安。
本日の東京市場は米国株に連れ高したシカゴ225先物にサヤ寄せし、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)といった米国株との連動性が強い高流動性銘柄に加え、ソニー (T:6758)、村田製 (T:6981)、東エレク (T:8035)といった電機セクターの大型銘柄を中心に買いが先行しよう。
ただ、三菱UFJ (T:8306)や第一生命HD (T:8750)といった大手金融株は地合い改善と米長期金利低下の綱引きとなり、上値は重そうだ。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたアカツキ (T:3932)、ヤフー (T:4689)、TOYO (T:5105)、オリンパス (T:7733)、日立ハイテク (T:8036)、菱地所 (T:8802) などに注目。