先週末19日の米国市場は、NYダウが68.77ドル安の27154.20、ナスダック総合指数が60.75pt安の8146.49と下落し、シカゴ日経225先物も緩んで大阪日中比115円安の21265円。
週明け22日早朝の為替は1ドル=107円70銭台と、先週末大引け時点に比べ若干の円安。
本日の東京市場は米株安を悪材料として、半導体などハイテク銘柄の売りが予想される。
前週末にいずれも4%超の急伸を見せたSUMCO (T:3436)や信越化 (T:4063)、太陽誘電 (T:6976)を中心に戻り売りが優勢となろう。
一方、ファーストリテ (T:9983)の動向に注目が集まろう。
19日までに4日連続安して値頃感が増しており、本銘柄が反転すれば日経225先物の買いを誘い、東証1部全体が下げ渋りに向かう可能性がある。
日経平均の下落が小幅に留まれば、先週に高値追いとなったREIT市場で買いが盛り上がる展開も期待できよう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたアサヒ (T:2502)、イビデン (T:4062)、ソラスト (T:6197)、新光電工 (T:6967)、村田製 (T:6981)、小糸製 (T:7276)、ファーストリテ (T:9983)などに注目。