25日、ECB理事会を前にユーロは2ヶ月ぶりの低水準で推移している。
17時30分時点でユーロドルは1.1132ドルとなっている。
一部のトレーダーは、9月の利下げに向けてハト派姿勢を強めるのではないかと予想している。
米中貿易戦争が続く中でECBによる金融緩和への見方が強まり、7月に入りユーロは約2%下落している。
また、ドイツPMIが7年ぶりとなる低水準を記録したことや、IFO景況指数(7月)が予想を下回ったこともユーロ安に繋がった。
一方で、ポンドドルは0.02%安の1.2478ドルをつけている。保守党のボリス・ジョンソン氏が次期首相に決定し、「合意無き離脱」への懸念が高まった。
またUSD/CNYは0.05%高の6.8750元となっている。中国人民銀行は25日、USD/CNYのレートを6.8737に設定した。
一方でドルインデックスは97.477をつけている。ムニューシン米財務長官は、米中間の直接交渉が北京にて来週にも再開すると述べた。
また同氏は「問題はまだ数多く残されている」と述べ、「今回の交渉が終わった後、ワシントンD.C.で更なる交渉をし、願わくば協議を進展させたい」とした。
一方、ドル円は0.07%安の108.09円をつけている。
また、AUD/USDは0.14%安、NZD/USDは0.22%安となっている。