日銀が政策金利を維持を発表後、日本円は小動きとなっている。
同行は短期金利を予想通りの-0.1%に据え置いた。同行は「少なくとも2020年春頃まで現在の極めて低い長短金利の水準を維持する」とも述べている。
黒田東彦日銀総裁は、30日午後に今回の決定について説明を行う。
午後12時30分時点で米ドル/日本円は0.01%安の108.74で取引された。
英国政府はEUが離脱協定案の交渉に応じない想定の上で、合意なき離脱を追及していることを背景に英ポンド/米ドルは0.3%安となった。
一方で米ドルインデックスは、0.1%高の97.863となった。
米国では、31日のFOMCにおける政策金利決定に全ての注目が集まっている。市場予測では、FRBは25bpの利下げを行うとみられている。
トランプ米大統領は度々FRBを批判してきたが「小幅な利下げでは十分ではないが、どちらにせよ我々は勝利する」とツイッター上で投稿している。
同氏はツイッターにおいて、「FRBの利上げが早すぎて大きすぎた。彼らの量的引き締め政策もまた大きな過ちだった。米国が非常に好調である一方、特に我々の負債から考えて潜在的に失われた富は大きい」と述べている。
豪ドル/米ドル、ニュージーランドドル/米ドルは共に0.1%高となった。また米ドル/人民元は0.1%安の6.8864となった。