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個別銘柄戦略:全国保証や東京建物に注目

発行済 2019-08-06 09:03
更新済 2019-08-06 09:21
© Reuters. 個別銘柄戦略:全国保証や東京建物に注目
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週明け5日の米国市場は、NYダウが767.27ドル安の25717.74、ナスダック総合指数が278.03pt安の7726.04と急落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比350円安の20240円と大幅安。

6日早朝の為替は1ドル=105円60銭台と、昨日大引け時点から30銭ほど円高方向に振れてきている。

本日の東京市場は、米国株主要3指数の大幅急落を受けて全面安の展開が予想される。

任天堂 (T:7974)やソフトバンクG (T:9984)、東エレク (T:8035)など前日に売り物が膨らんだ銘柄の一段安が予想される。

米10年債金利など海外長期債の利回り低下が進行したことで、利ざや幅の縮小懸念から三菱UFJ (T:8306)をはじめとする大手金融株も軒並み下落しよう。

一方、円相場が高止まりするとともに、原油価格が下落しており、ヤマトHD (T:9064)、セイノーHD (T:9076)など円高・原油安メリット銘柄については散発的に買われる可能性がある。

また、世界的な長期金利低下から、少しでも利回りを求める動きによってREIT市場も底堅く推移すると考えられる。

一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたアリアケ (T:2815)、武田 (T:4502)、全国保証 (T:7164)、いすゞ (T:7202)、トヨタ (T:7203)、東京建物 (T:8804)、NTTデータ (T:9613)などに注目。

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