8日のマザーズ先物は前日比3.0pt高の870.0ptと小幅に3日続伸して終了した。
高値は871.0pt、安値は861.0pt、取引高は1203枚。
本日のマザーズ先物は、新規の手掛かり材料に欠けるなか、売り買いが交錯し、小幅な値動きに留まった。
前日の米国市場はまちまちだったが、日経平均が反発したことで、マザーズ先物にも朝方から買い戻しの動きが入った。
また、中国人民銀行が設定した人民元取引の基準値が市場予想よりも元高に設定されたことや、アジア各国の株価指数が総じて上昇していることなども投資家マインドを改善させ、相場の支えになったと思われる。
しかし、その後は、米中貿易摩擦の今後の行末を待っているのか様子見ムードの強い展開となった。
結局、新規材料難のなか好業績銘柄中心に個別物色の動きとなったが、相場全体を大きく押し上げるまでには至らなかった。
個別では、決算前に買い戻しのみられたメルカリ (T:4385)がマザーズ指数をけん引したほか、前期営業損益が黒字に浮上したホープ (T:6195)や、業績面及び株式分割を発表したイーエムネットジャパン (T:7036)などがストップ高となった。