26日のマザーズ先物は先週末比15.0pt安の862.0ptと大幅反落となった。
高値は866.0pt、安値は857.0pt、取引高は1241枚。
米中貿易摩擦の再激化により、先週末の米国市場は主要3指数そろって大幅下落。
報復関税合戦によるリスクオフムードの再来で、為替も朝方の寄り付き前は1ドル=104円台半ばと大幅な円高。
こうした背景のもと、日本株式市場も全面安商状でスタートするなか、マザーズ先物はこの下落分をナイトセッションの間にすでに織り込み済みだった模様。
寄付きの値を安値にその後はもみ合いながらも上げ幅を拡大していった。
寄付き後に為替が1ドル=105円台と円安方向に戻したことで東証1部市場が下げ渋ったことも個人投資家心理の下支えになったと思われる。
しかし、後場に入ってからは、買い戻されていたそーせい (T:4565)やサンバイオ (T:4592)といった指数インパクトの大きいバイオ関連株が再び売られたことで、徐々にマザーズ先物も下げ幅を拡大していく展開となった。