28日の米国市場は、NYダウが258.20ドル高の26036.10、ナスダック総合指数が29.94pt高の7856.88、シカゴ日経225先物が大阪日中比35円高の20515円。
29日早朝の為替は1ドル=106円前後と、昨日の大引け時点比で10-20銭程度の小幅円安。
本日の東京市場は任天堂 (T:7974)やソフトバンクG (T:9984)、ソニー (T:6758)といった米国株と連動性の高い銘柄を中心に値上がりが予想される。
シカゴ225先物の上値が重かったため、寄り付きは売り物の出方を見極めながらやや慎重な雰囲気となりそうだが、円高進行や中国・上海株安などマイナス要因が加わらなければじり高の展開となろう。
米国での逆イールドの程度が和らいだことで米国の金融関連株は買われたが、米30年債利回りが過去最低を更新するなど超長期の金利低下が著しいこともあり、三菱UFJ (T:8306)をはじめとする大手金融株はさえない動きを強いられる可能性もある。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたAGC (T:5201)、クボタ (T:6326)、NEC (T:6701)、アルプスアルパイン (T:6770)、アドバンテスト (T:6857)、任天堂 (T:7974)、東エレク (T:8035)、スクエニHD (T:9684)などに注目。