11日の米国市場は、NYダウが227.61ドル高の27137.04、ナスダック総合指数が85.52pt高の8169.68、シカゴ日経225先物も大阪日中比105円高の21665円といずれも上昇した。
12日早朝の為替は1ドル=107円80銭台と、昨日の大引け時点比とほぼ同水準。
本日の東京市場は金融関連株や電子部品株を中心にしっかりとした地合いが予想される。
金融セクターでは、日本株ADR(米国預託証券)の値上がり幅が大きかった三菱UFJ (T:8306)や野村 (T:8604)が買いを集めよう。
また米アップル株の上昇を刺激材料に、村田製 (T:6981)、東エレク (T:8035)といった電子部品セクターの主力銘柄にも買いが波及しそうだ。
ただ、円安進行が一服しているため、トヨタ (T:7203)、任天堂 (T:7974)は上値が重いだろう。
米金利上昇を悪材料に三菱地所 (T:8802)や住友不 (T:8830)は弱含みが予想される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたイビデン (T:4062)、アマノ (T:6436)、NEC (T:6701)などに注目。