24日のマザーズ先物は前日比6.0pt高の848.0ptと3日続伸した。
なお、高値は849.0pt、安値は843.0pt、取引高は739枚。
本日のマザーズ先物は、外部環境が好転するなか個別に材料のあった銘柄の物色も盛んにみられ、3日続伸となった。
前日の米国市場は、米建機大手のキャタピラーが低調な決算ながらも、中国販売底入れの見通しを示したことから上昇したこともあり、NYダウなど主要指数はそろって上昇。
これを受けてマザーズ先物はナイトセッションの間にレンジを一段階引き上げていた。
このため、日中取引については、序盤は大きな上昇は見られなかったが、米株高や円安の流れを好感した日経平均が年初来高値を更新するなど日本市場が全面高商状となるなか、個人投資家のセンチメントも一層改善し、もみ合った後大引けにかけて上げ幅を拡大した。
売買代金上位では、指数インパクトの大きいサンバイオ (T:4592)が外資証券による新規の最上位でのレーティング開始を受けて9%超と大幅高となったほか、ブシロード (T:7803)やロゼッタ (T:6182)、メルカリ (T:4385)なども上昇した。
なお、本日マザーズ市場に新規上場したインティメート・マージャー (T:7072)は公開価格と同じ1900円の買い気配でスタートした後、結局値がつかず、気配値上限である4370円の買い気配のまま本日の上場初日を終えた。