5日の米国市場はNYダウが30.52ドル高の27492.63、ナスダック総合指数が1.48pt高の8434.68、シカゴ日経225先物が大阪日中比15円高の23335円といずれも小幅高。
6日早朝の為替は1ドル=109円10-20銭と昨日大引け時点比で40銭程度の円安。
本日の東京市場は前日のリスクオン優勢や米国株高の地合いを引き継ぎ、円安も好感するかたちで買いが予想される。
任天堂 (T:7974)を筆頭に、昨日年初来高値をつけたキーエンス (T:6861)などの設備投資関連株、トヨタ (T:7203)をはじめとする自動車株の値上がりが見込まれるほか、外貨建て投資の円評価額の増大から第一生命HD (T:8750)や東京海上 (T:8766)など保険株にも買いが入ろう。
ただ、米国による対中制裁関税の一部引き下げは昨日の東京市場で消化されているため上値追いの勢いは限られよう。
直近の株価上昇を受けた利益確定売りも厚みを増すとみられ、東証1部全体では上値が重くなりそうだ。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたSUMCO (T:3436)、LIXILビバ (T:3564)、TIS (T:3626)、宇部興 (T:4208)、ZHD (T:4689)、ルネサス (T:6723)、アシックス (T:7936)、伊藤忠、KDDI (T:9433)などに注目。