[ブリュッセル 28日 ロイター] - 欧州委員会が発表した11月のユーロ圏景況感指数は101.3で、前月の100.8から上昇した。
ロイターがまとめた市場予想の101.0を上回った。サービス業で景況感が改善したほか、製造業や消費者のマインドも改善した。
ユーロ圏の域内総生産(GDP)の約3分の2を占めるサービス業の景況感指数は9.3と、前月の9.0から上昇。製造業の景況感指数もマイナス9.2と、前月のマイナス9.5から改善した。
消費者信頼感指数もマイナス7.2で、前月のマイナス7.6から改善した。小売り業はマイナス0.2で、前月のマイナス0.9から上昇した。
消費者インフレ期待指数は19.4で、前月の21.5から低下。長期平均の22.5を下回っている。
製造業販売価格期待指数は0.7で、前月の1.1から低下。年初から低下が続いており、長期平均の5.1を大幅に下回っている。