40%引きでご購読
🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

新興市場見通し:市場不安定化がマザーズ直撃、今週は決算本格化や今年最初のIPO

発行済 2020-02-01 15:14
更新済 2020-02-01 15:21
© Reuters.  新興市場見通し:市場不安定化がマザーズ直撃、今週は決算本格化や今年最初のIPO
3923
-
3929
-
2121
-
2782
-
4293
-
4336
-
4557
-
4558
-
4800
-
4970
-
4978
-
6324
-
6787
-
7564
-
7963
-
7980
-
4592
-
6027
-
6696
-
4563
-
4385
-
2477
-
4565
-
4443
-
4479
-
4485
-
4483
-
7081
-
7082
-

先週の新興市場では、日経平均と同様にマザーズ指数、日経ジャスダック平均も大きく下落した。

新型肺炎の感染拡大への懸念から日経平均が1月27日、30日と400円を超える大幅下落を記録。

株式市場の不安定感が強まり、中小型株にもリスク回避目的の売りが広がった。

マザーズ指数は30日の取引時間中に805.55ptと19年1月以来の安値を付け、日経ジャスダック平均は週間で17週ぶりの下落となった。

なお、週間の騰落率は、日経平均が-2.6%であったのに対して、マザーズ指数は-5.3%、日経ジャスダック平均は-3.3%だった。

個別では、メルカリ (T:4385)が週間で1.1%安となるなどマザーズ時価総額上位は全般軟調。

Sansan (T:4443)は同8.7%安、ラクス (T:3923)は同11.1%安となり、これまで期待が高かったSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)企業も値を崩した。

個人投資家のセンチメントを映すバイオ関連株ではそーせいグループ (T:4565)が同8.3%安、サンバイオ (T:4592)が同9.6%安。

売買代金上位では決算が嫌気された弁護士ドットコム (T:6027)が大幅安となり、トランザス (T:6696)などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。

反面、好決算のマクアケ (T:4479)などは逆行高となり、ソーシャルワイヤー (T:3929)が上昇率トップとなった。

ジャスダック主力もワークマン (T:7564)が同6.2%安、ハーモニック・ドライブ・システムズ (T:6324)が同4.8%安、セリア (T:2782)が同4.3%安と全般軟調。

売買代金上位では医学生物学研究所 (T:4557)が決算発表による材料出尽くし感から売られ、クリエアナブキ (T:4336)などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。

反面、引き続き肺炎対策を巡る思惑から興研 (T:7963)や重松製作所 (T:7980)が買われ、中京医薬品 (T:4558)は連日のストップ高となった。

株式相場全体が軟調となり、これら銘柄に物色が集中したとみられる。

リプロセル (T:4978)も一部報道を受けて賑わった。

今週の新興市場は、引き続き不安定な相場展開を強いられそうだ。

1月31日の米国市場でNYダウは603ドル安と急反落。

新型肺炎を巡る株価調整は一時的との見方も根強くあるが、世界的に感染拡大が続いていることから、株式市場が落ち着きを取り戻すにはなお時間を要するだろう。

31日のマザーズ売買代金は600億円を下回り、押し目買い機運の乏しさを窺わせる。

マザーズ指数はおよそ1年1カ月ぶりとなる800pt割れも視野に入る。

今週は、2月3日に手間いらず (T:2477)、アンジェス (T:4563)、オリコン (T:4800)、4日にセプテーニ・HD (T:4293)、ワークマン、5日にJTOWER (T:4485)、6日にメルカリ、メイコー (T:6787)、7日にミクシィ (T:2121)、JMDC (T:4483)、東洋合成工業 (T:4970)などが決算発表を予定している。

新興市場でも19年10-12月期決算発表が本格化。

JTOWERやJMDCは19年12月の上場後初の決算発表となる。

IPO関連では、2月7日にコーユーレンティア (T:7081)がジャスダックへ、ジモティー (T:7082)がマザーズへそれぞれ新規上場する。

1カ月以上のIPO空白期間明け、かつ今年最初のIPOであり、個人投資家の関心は高いようだ。

なお、先週はカーブスHD {{|0:}}(3月2日、東証1部または2部)、きずなHD {{|0:}}(3月6日、マザーズ)の新規上場が発表されている。

カーブスHDは国内初の「スピンオフ上場」となる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます