先週末1月31日の米国市場ではNYダウが603.41ドル安の28256.03、ナスダック総合指数が148.00pt安の9150.94とそろって急落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比420円安の22710円と下げ足を速めた。
週明け2月3日早朝の為替は1ドル=108円40-50銭(先週末大引け時点は109.07円付近)。
本日の東京市場は先週末の米長期金利の低下を材料に住友不 (T:8830)をはじめとする大手不動産株の値上がりが予想される。
一方、中国・武漢市発の新型肺炎の感染拡大については、ファーストリテ (T:9983)、トヨタ (T:7203)、東エレク (T:8035)、ANA (T:9202)など幅広い銘柄の売り材料となりそうだが、マスク製造の重松製 (T:7980)や興研 (T:7963)に加えて中京医薬 (T:4558)などの関連銘柄には上値追いが予想される。
なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された信越化 (T:4063)、NRI (T:4307)、オービック (T:4684)、特殊陶 (T:5334)、マキタ (T:6586)、NEC (T:6701)、富士通 (T:6702)、シマノ (T:7309)、東エレク (T:8035)、NTTドコモ (T:9437)などに注目。