先週末7日の米国市場ではNYダウが277.26ドル安の29102.51、ナスダック総合指数が51.64pt安の9520.51、シカゴ日経225先物が大阪日中比165円安の23665円。
週明け10日早朝の為替は1ドル=109円70-80銭(先週末大引け時点は109.88円付近)。
本日の東京市場は休日谷間の薄商いの中、先週末に買われた信越化 (T:4063)、日立 (T:6501)、ソフトバンク (T:9434)などに利益確定売りが予想されるほか、新型コロナウイルスによる肺炎拡大に伴う中国景気鈍化懸念から、中国関連の主力株と位置付けられるファナック (T:6954)、コマツ (T:6301)、資生堂 (T:4911)も軟調な値動きを強いられよう。
一方、新興市場では、中京医薬品 (T:4558)、興研 (T:7963)、重松製 (T:7980)といった新型肺炎関連の中心銘柄に見直し買いが予想される。
なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたTIS (T:3626)、レンゴー (T:3941)、JSR (T:4185)、武田 (T:4502)、テルモ (T:4543)、太陽HD (T:4626)、富士フイルム (T:4901)、アサヒHD (T:5857)、NEC (T:6701)、村田製 (T:6981)、オリンパス (T:7733)、NTT (T:9432)などに注目。