先週末14日の米国市場ではNYダウが25.23ドル安の29398.08、ナスダック総合指数が19.21pt高の9731.18と方向感が定まらず、シカゴ日経225先物は大阪日中比95円安の23535円と軟化した。
週明け17日早朝の為替は1ドル=109円70-80銭(14日大引け時点は109.79円付近)。
本日の東京市場は新型肺炎による実体経済悪化に対する警戒感から前週末に続いて売りが優勢となり、三菱UFJ (T:8306)やみずほFG (T:8411)、野村 (T:8604)、オリックス (T:8591)といった金融セクターの主力銘柄の下落が予想される。
本日の米国市場が休場のため、ソフトバンクG (T:9984)なども一旦利益確定売りが優勢となろう。
一方、米長期金利の低下で三菱地所 (T:8802)など大手不動産株やREITは強含みの展開となりそうだ。
そのほか、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された住友林業 (T:1911)、ニチレイ (T:2871)、SUMCO (T:3436)、中外薬 (T:4519)、ヘリオス (T:4593)、KDDI (T:9433)などに注目。