MRT (T:6034):916円(+61円)大幅反発。
一部メディアが「厚生労働省の検討会が11日、新型コロナウイルスの感染がさらに拡大し、軽症の感染者らが自宅療養することになった場合、オンラインによる医師の診療を認める方針をおおむね了承した」と報じ、買い材料視されている。
なお同社は2月28日にオプティム (T:3694)と共同展開している「オンライン診療ポケットドクター」を医療機関に無償提供すると発表している。
ブイキューブ (T:3681):732円(-4円)一時急伸。
新型ウイルス対策として「オンライン営業」専用のWeb会議サービス「V-CUBE セールスプラス」の無償提供を3月11日より開始すると発表している。
期間は5月末日までとしている。
テレワーク推進の動きが進む中、営業活動のテレワーク化といった潜在需要の掘り起こしにつながるとの期待も。
なお、前日にはソースネクスト (T:4344)との協業も発表している。
青山商 (T:8219):963円(-102円)急落。
前日に業績予想の下方修正を発表している。
営業損益は従来予想の90億円の黒字から4億円の赤字に、最終損益は20億円の赤字から203億円の赤字に下方修正している。
ビジネスウェア事業において、繁忙期となる3月の既存店売上が新型ウイルス感染症の影響などで大きく減少しているもよう。
また、店舗に係る減損処理、子会社のれんの減損処理などを特別損失に計上する。
中村超硬 (T:6166):655円(-1円)朝高後マイナス転換。
20年3月期の営業損益を従来予想の1.7億円の赤字から6.0億円の赤字(前期実績41.9億円の赤字)に下方修正している。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でダイヤモンドワイヤ生産設備などの検収が当初予定から遅延しているため。
ただ、21年3月期には遅延の影響が解消されるとの期待に加え、20年3月期末時点において債務超過は解消できるとの見通しを維持していることから、買い優勢となっている。
OLC (T:4661):12010円(-575円)大幅続落。
東京ディズニーランド及び東京ディズニーシーの臨時休園の期間延長を発表している。
再開時期は3月16日から4月上旬予定に変更している。
また、4月15日に予定していたディズニーランドの新エリア開業も5月中旬以降へ延期としている。
新エリア開業がゴールデンウィーク以降になることで、21年3月期業績コンセンサスが大きく切り下がる形のようだ。
ツヴァイ (T:2417):572円( - )ストップ高買い気配。
IBJ (T:6071)が完全子会社化に向けてTOBを実施すると発表、TOB価格は884円、TOB期間は3月12日から4月24日までとしている。
64%超を保有するイオン (T:8267)はTOBに保有全株を応募する予定。
前日終値に対するプレミアムは約80%、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。
なお、IBJは資金負担増を警戒してストップ安水準にまで売り込まれている。
コプロ・ホールディン (T:7059):1666円(-121円)一時反発。
20年3月期の年間配当を従来予想の45円から60円(前期実績42.00円)に増額修正している。
業績が順調に推移していることを勘案した措置。
同社が2月13日に発表した第3四半期累計(19年4-12月)決算は、営業利益が前年同期比12.4%増の11.3億円(通期予想は前期比11.0%増の14.9億円)。
旅工房 (T:6548):866円(-78円)6日続落。
1月の旅行取扱額が前年同月比14.5%増の21億0141万円だったと発表している。
内訳は海外旅行が15.0%増、国内旅行が30.8%増となった一方で、外国人旅行が31.3%減となった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限などでインバウンド需要の先行きが懸念される展開に。