先週末20日の米国市場ではNYダウが913.21ドル安の19173.98、ナスダック総合指数が271.06pt安の6879.52と急落したが、シカゴ日経225先物は19日の大阪日中比480円高の17030円と上昇した(本日23日の早朝には、米経済対策が難航しているとの報道などからシカゴ日経225先物は一時15060円まで売られる場面があった)。
23日早朝の為替は1ドル=111円00銭前後(19日大引け時は108.84円付近)。
本日の東京市場は円安を受けて任天堂 (T:7974)など大型輸出株が買いを集める可能性がある。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化懸念は根強く、東京五輪の延期観測も出てきていることから、三菱UFJ (T:8306)、東京海上 (T:8766)など大手金融株やJR東海 (T:9022)など内需株はさえない動きを強いられよう。
その他では、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された味の素 (T:2802)、ヘリオス (T:4593)、ダイフク (T:6383)、日本光電 (T:6849)、リコー (T:7752)、イオンFS (T:8570)、アコム (T:8572)、T&DHD (T:8795)などに注目。