21日のマザーズ先物は前日比37.0pt安の696.0ptと7日ぶりに急反落して終了した。
高値736.0pt、安値は696.0pt。
取引高は4995枚。
本日のマザーズ先物は、リスク回避の動きが波及した。
前日の米国市場は、原油市況が暴落し、NYダウなど主要株価指数も下落するなどリスク資産を圧縮する動きが強まった。
この流れを受けて、日経平均も続落したことから、マザーズ先物にも売りが優勢となった。
マザーズ市場では、このところテレワーク関連株や直近IPO関連株といった銘柄が人気を集め、マザーズ先物は前日までの6日間で13.6%も上昇していた。
市場では「外部環境の不安定感からこれまで騰勢を強めていた銘柄を中心に利益確定売りが出たことも、マザーズ先物安につながった」との声が聞かれら。
ただ、マザーズ市場は前日まで6連騰を演じていただけに、「急ピッチの上昇に対する警戒感からの調整で個人投資家のセンチメントが完全に委縮し悪化したとは言い難い」との声も聞かれた。
本日のマザーズ市場では、連日の株価上昇の反動からサイバーセキュリティクラウド (T:4493)が前日比7000円(-18.40%)安の31050円とストップ安まで売られ、ビーアンドピー (T:7804)、キッズスマイル (T:7084)も下落した。
また、関通 (T:9326)やアディッシュ (T:7093)、MacbeeP (T:7095)などの直近IPO銘柄も値を下げた。