本日のマザーズ先物は反落が予想される。
14日の米国市場はダウが34.30ドル高の27931.02ドル、ナスダックは23.203ポイント安の11019.301ポイントとなった。
景気回復期待に反し中国の7月小売売上高が減少したほか、米国の7月小売売上高の伸びも予想を下回ったため下落で寄り付いた。
8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外の上昇を示し、下値も限られたものの小幅な値動きに終始した。
ハイテク通信株の比率が高いナスダックは反落した。
本日のマザーズ先物は、方向感の無い米国市場や小幅安であったナイトセッションの流れを引き継ぎ反落が予想される。
金曜日の取引終了後に、時価総額上位のBASE (T:4477)が20年12月通期予想の上方修正を発表したことはマザーズ先物の支援材料となろう。
ただし、同社の好決算は織り込み済みで相場への影響は限定的との見方もあるようだ。
また、のマザー先物は14日に現月高値である1039.0ptを付けたことから、高値警戒感が強く積極的な買いを入れにくいのではないかとの思惑もあるようだ。
上値のメドは1056.0pt、下値のメドは1002.0ptとする。