3連休明け8日の米国市場では、NYダウが632.4ドル安の27500.89、ナスダック総合指数が465.44pt安の10847.69と大幅に下げ、シカゴ日経225先物も大阪日中比220円安の23030と売られた。
9日早朝の為替は1ドル=106円00-10銭(昨日大引け時は106.26円付近)。
本日の東京市場では、米ハイテク株安が直撃し、ソフトバンクG (T:9984)や任天堂 (T:7974)、ソニー (T:6758)、東エレク (T:8035)など主力銘柄の下落が予想される。
米長期金利の低下も悪材料となり、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)などメガバンクも売られ、先週後半から再編期待で買われていた地銀株も人気が離散しよう。
ただ、下値ではブル型ETFとともにファーストリテ (T:9983)をはじめとする日経平均の高構成比銘柄はリバウンド狙いの買いが予想され、日銀ETF買いをにらんで前場後半から後場序盤にかけて一旦下げ渋る展開が予想される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたディーエヌエー (T:2432)、不二製油 (T:2607)、JINSHD (T:3046)、グリー (T:3632)、日本特殊陶業 (T:5334)、日本製鉄 (T:5401)、三井金属 (T:5706)、バンナムHD (T:7832)、任天堂 (T:7974)、近鉄エクスプレス (T:9375)、カプコン (T:9697)などに注目。