ANA (T:9202):2552.5円(+12.5円)もみ合い。
公募増資で最大約3321億円を調達すると発表している。
最大1億4000万株を発行することで株式数は最大約4割増える。
調達資金はボーイング787型機の導入費用や既存機の客室改修などに充てるようだ。
株式価値は希薄化することになるが、先に観測報道も伝わっていることで、あらたにネガティブ視する動きは限定的。
すでに公募増資を実施した日本航空の株価下落も限られていることで、買い戻しの動きなども強まる形に。
グッドパッチ (T:7351):2855円(+124円)大幅に3日続伸。
レシート買取アプリ「ONE」を提供するWED(東京都渋谷区)に出資すると発表している。
出資金額は非公開。
WEDはレシート買取アプリで収集した月間300万枚のレシートで得た販促データを活用し、各企業に販促情報の橋渡しを行い既存広告や販促施策を代替することを目指している。
今後、両社で定期的なディスカッションを通じて事業連携を検討し、双方の企業価値向上を図る。
N・フィールド (T:6077):822円(-56円)大幅反落。
いちよし証券ではレーティングを「A」から「B」に格下げ、フェアバリューを900円としている。
精神医療分野の訪問看護事業の潜在成長力の高さを引き続き評価するとしているが、足元の株価上昇を反映したもよう。
課題の看護師の生産性も安定してきており、今後は成長戦略の再構築が必要と考えているようだ。
なお、20年12月期営業利益は会社計画6憶円を上回る7.5億円、前期比56.9%増を予想。
池上通 (T:6771):949円(+150円)ストップ高。
世界最速の最大70万錠/時の処理能力、並びに、高精度な錠剤全周検査を可能にした錠剤検査装置TIE-10000を新開発したと発表している。
20年12月より製薬業界を中心に販売を開始していく計画のようだ。
ジェネリック医薬品の使用促進による医薬品生産量の急速な増加などを背景として、今後の業績への寄与が期待される状況となっているもよう。
シスロケ (T:2480):1863円(+95円)大幅に7日続伸。
21年3月期の純利益を従来予想の3.20億円から4.70億円(前期実績3.27億円)に上方修正している。
韓国で自動車ファイナンス事業者向け業務支援を展開する持分法適用関連会社のCAR AUCTION CO.,LTD.株98万株を同国のベンチャー投資会社メイプル投資パートナーに譲渡し、関係会社株式売却益(特別利益)が発生する見通し。
持株比率は49.0%から24.5%に低下する。
営業利益予想は4.43億円(同4.25億円)で据え置いた。
東京ベース (T:3415):491円(+42円)大幅反発。
12月1日~12月4日の期間で予定していた立会外分売の実施を中止すると発表している。
実施発表後から先週末までの間に11.9%の株価下落となったことで、分売人より中止の申し出を受けたようだ。
分配予定株式数は232万株であった。
需給悪化を警戒した売りに押される形となっていたが、分配中止により、こうした警戒感が当面は払拭される状況となっている。
東京ドーム (T:9681):1347円 カストップ高買い気配。
三井不動産がTOBを実施して完全子会社化することを正式に発表している。
TOB価格は1300円で、TOB観測報道が伝わる前日の26日終値比で約45%のプレミアムとなる。
会社側でもTOBに賛同の意を表明している。
ただ、筆頭株主のオアシス・マネジメントでは過去に、1株1300円で全株を取得する意向を表明していたとも伝わっており、今回のTOB価格には引き上げ余地が残るとの見方もあるようだ。
ブロッコリー (T:2706):1550円(+96円)大幅に3日続伸。
ブシロード (T:7803)と資本業務提携契約を締結したと発表している。
共同してコンテンツや新製品、新サービスの企画・開発、販売などを実施する。
第1弾として20周年を越えたマスコットキャラクター「デ・ジ・キャラット」のリブート展開を推進する。
ブシロードは19年12月23日までにブロッコリー株34万1100株(発行済株式総数に対する所有割合は3.89%)を取得済み。