[ワシントン 22日 ロイター] - 米民主党のダービン上院議員は22日、下院が可決した連邦政府債務上限の適用凍結を盛り込んだ法案について、来週に上院で採決したい考えを示した。
議会下院は21日、12月3日までのつなぎ予算と連邦政府の債務上限適用を2022年末まで凍結する措置を一体化した民主党提出の法案を可決した。上院共和党トップのマコネル院内総務は、債務上限の引き上げに反対すると表明している。
ヤーマス下院予算委員長は「ボールはマコネル氏の側にある。法案を支持しなければ、この国はデフォルトし政府は閉鎖される」と声明で述べた。
バイデン大統領は22日、気候・社会保障関連歳出案で、可決に共和党の支持を必要としない財政調整措置(リコンシリエーション)を活用する計画を巡る民主党内の溝を埋めようと、民主党議員らと協議した。ホワイトハウスは協議で一定の進展があり、政権内で引き続き検討すると説明した。