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東京外為市場・正午=ドル107円後半、きょうの米株価動向を注視

発行済 2014-10-11 07:59
東京外為市場・正午=ドル107円後半、きょうの米株価動向を注視
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[東京 10日 ロイター] -             ドル/円 JPY=   ユーロ/ドル EUR=   ユーロ/円 EURJPY=  正午現在   107.89/91  1.2694/98  136.96/00 午前9時現在 107.82/84  1.2686/90  136.79/83  NY午後5時 107.83/85  1.2689/94  136.83/87

正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の10 7円後半。日経平均の大幅安を受けて下落後、仲値にかけては実需のフローでいったん持 ち直した。3連休を控え、東京市場は調整的な売買が主導する方向感に乏しい値動きとな った。 為替市場では、前日2%下落し、2カ月ぶりの安値で引けたダウ工業株30種やその 他の主要米国株式市場が、この日も続落するか、または持ち直すかに関心が集まっている 。

ドルは朝方の高値107.98円から、日経平均の大幅安を受けて一時107.65 円まで下落した。五・十日に当たるこの日は実需のフローも若干流入し、仲値にかけてド ルは値を持ち直した。しかし、仲値通過後は利食いに押されて再度107.65円まで下 落。その後再度反発して正午を迎えた。東京市場は3連休を控えた調整的な売買が目立っ た。

テクニカル面では、107.40円がサポートされるかが焦点。

<米国株の急落、原油価格>

前日の米国株式市場ではリスク回避の動きが強まり、大幅に下落した。ダウ工業株3 0種平均は前日終値比で334.97ドル安の1万6659.25ドルと、約2カ月ぶり の安値で引けた。 下げ幅は2013年6月20日の約353ドル安以来の大きさとなった。 為替市場では、「きょうダウが持ち直すか、続落するかが焦点」(金融機関)との声 が複数聞かれた。

米原油先物 CLc1 (米国産標準油種WTI11月限)は1バレル=84.29ドル 付近。前日の海外市場で一時84.06ドルまで下落し、2012年11月7日以来、約 2年ぶりの安値をつけた。 需給緩和懸念やこのところのドル高の影響を受けて、原油先物はきょうで4日連続の 下げとなっている。

<米10年国債利回り>

ドルは前日、一時107.53円と3カ月ぶり安値を付けたが、その原因として、米 国の中長期国債利回りの低下が指摘されている。同利回りの低下は、日経平均の大幅安と 相まってこの日のドルの上値を重くしている。 米10年国債利回り US10YT=RR は前日一時2.279%まで低下。昨年6月以来1 年4カ月ぶり低水準となった。 現在同利回りは2.3124/2.3106%の気配。 米中長期債利回りの低下の理由は、8日に公開された9月16―17日の米連邦公開 市場委員会(FOMC)議事要旨で、一部のメンバーが緩和策を非常に辛抱強く維持する ことを望んでいることが明らかになっためとされる。

議事要旨では、1)「相当な期間」などのフォワード・ガイダンスについて議論さ れ、結果的に同文言が維持された。2)市場はFOMCがみているよりも緩やかな利上げ を見込んでいるとの懸念が表明された。3)一部からドル高の影響が指摘され、景気やイ ンフレを抑制するとの見方が提示された。(市場では利上げが後ずれ、または緩やかなペ ースになると受け止められた。)4)中国や日本の景気が下振れし、ウクライナや中東問 題がリスク要因になるとの指摘が一部であった──ことなどが明らかになった

  <日銀議事要旨>

日銀の9月の決定会合の議事要旨では、ある委員が「経済成長が高まらず、賃金上 昇が緩やかにとどまる可能性」を指摘していたことが明らかになった。また、ある委員は 「輸出が着実な増加に転じるにはしばらく時間」がかかるとの見解を示した。 さらに、ある委員は、国債の買い入れが流動性や金利に与える影響について分析が必 要であると述べたが、量的質的金融緩和の効果は着実に高まっているとの認識が共有され たという。 為替相場に目立った影響は見られなかった。

(森佳子) ((※ yoshiko.mori@thomsonreuters.com)(03-6441-1877)(RM: yoshiko.mori.thomsonreuters.com@reuters.net))

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