欧米株式市場の反発は、前日の段階で相当程度織り込まれていたと見られ、買い先行後の上値などは限定的と考えられる。 引き続き、中国市場の動向などを見極めながらの展開となりそうだ。
リスク回避の流れが止まったことで、再度、物色は金融関連株や景気敏感株などに向かう可能性。
一方、前日にリバウンドをみせた内需系ディフェンシブの一角などには戻り売り圧力も強まっていこう。
前日には安川電機 (TOKYO:6506)が決算発表、ややネガティブな印象であるが、株価の反応次第で、今後本格化する決算発表に向けての警戒感などにつながるか、安心感の高まりにつながるか、見極めることになろう。
キヤノン (TOKYO:7751)の業績観測などもややネガティブに捉えられるか。
一部では、ジェネリック各社に投資判断格下の動きなども観測されているようだ。