11時00分現在の日経平均株価は20570.06円(前日比18.60円高)で推移している。
28日の中国や米国市場が下落するなか、前日までの10連騰による買い疲れ感もあって日経平均は小幅に反落して始まった。
ただ、割安・出遅れ銘柄等への循環物色が続いているほか、多くの投信設定が予定されていることによる需給要因もあり、寄り付き後はプラスに切り返し、一時20626.22円(同74.76円高)まで上昇した。
その後、上海総合指数が取引開始後に下げ幅を広げると、日経平均もマイナス圏に沈む場面が見られた。
個別では、ソフトバンク (TOKYO:9984)、東芝 (TOKYO:6502)、NTT (TOKYO:9432)、ソニー (TOKYO:6758)、ファーストリテ (TOKYO:9983)などが堅調。
アリババと組んで中国ネット通販に進出と伝わったヤフー (TOKYO:4689)は8%を超える上昇となり、東証1部上昇率トップ。
その他、邦チタニウム (TOKYO:5727)、日駐 (TOKYO:2353)、TASAKI (TOKYO:7968)などが上昇率上位となっている。
一方、みずほ (TOKYO:8411)、三菱UFJ (TOKYO:8306)、東電力 (TOKYO:9501)、三井住友 (TOKYO:8316)、トヨタ自 (TOKYO:7203)などが軟調。
また、名村造 (TOKYO:7014)、テレビ朝日HD (TOKYO:9409)、FPG (TOKYO:7148)などが東証1部下落率上位となっている。