◆日経平均は2万7754円36銭(60円71銭高)、TOPIXは1988.04ポイント(8.82ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億7871万株
2月7日(火)前場の東京株式市場は、円安などが好感された中で、自動車株や機械株に高寄りのあと値を消す銘柄が見られ、不動産株にも朝高の後軟化する銘柄があり、伸びきれない雰囲気となった。一方、四半期決算好調で値上げも発表したヤマトHD<9064>(東証プライム)は活況高。半導体関連株は総じて堅調で、海運、大手商社もしっかり。みずほFG<8411>(東証プライム)が反発堅調など、ここ調整含みの銀行株も高い。日経平均は51円高で始まり、午前9時20分頃の121円31銭高(2万7814円96銭)を上値に一進一退となり、前引けにかけては上げ幅を縮めた。
日本ケミコン<6997>(東証プライム)やデサント<8114>(東証プライム)が急伸し、ともに四半期決算と通期予想の増額修正を好感。ケアサービス<2425>(東証スタンダード)は四半期決算と株主優待の導入など好感され買い気配のままストップ高。東和ハイシステム<4172>(東証スタンダード)は四半期大幅増益など好感され一時ストップ高。免疫生物研究所<4570>(東証グロース)は第3四半期決算の一部黒字化など好感されストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は5億7871万株、売買代金は1兆3463億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1040銘柄、値下がり銘柄数は675銘柄。
東証33業種別指数は21業種が値上がりし、銀行、海運、その他金融、繊維製品、化学、保険、電力ガス、卸売り、陸運、機械、精密機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)