■今期の為替前提1米ドル123円
ブリヂストン<5108>(東証プライム)は2月17日、一段と出直って始まり、取引開始後は5095円(159円高)まで上げ、約2か月半ぶりに5000円台を回復している。16日の15時に発表した2022年12月期の連結決算が前期比で調整後営業利益22.4%増加するなど好調で、今期・23年12月期の予想も調整後営業利益を5.7%増加の見込みとしたことなどが好感されている。今期の配当予想も年200円の予定(前期比25円の増配)とした。
前12月期の連結売上収益は26.6%増加し、今期は1.0%の増加を見込む。親会社の所有者に帰属する当期利益は今期11.5%の増加を見込む。今期の為替前提は1米ドル123円、1ユーロ133円とし、直近の実勢に対し各々10円近い円高を前提としたため、今期の業績予想は保守的との見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)