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ギリシャ債務交渉に進展が見られなかったことで欧米株は売り優勢となったが、先物、現物ともに売買フローは少なく売り圧力は限定的。
一方、投資資金はマザーズ市場に向かっており、マザーズ指数は昨年1月以来となる1000p台を回復している。
昨日同様、個人投資家中心の相場展開となっており、日経平均、TOPIXは小動き推移となっている。
東証一部規模別株価指数は大型株が相対的に弱い。
業種別では銀行、海運、鉄鋼、証券、機械がさえない推移となっているほか、空運、食料品、陸運、電気・ガスなどが上昇している。
売買代金上位銘柄では、三井住友 (TOKYO:8316)、三菱UFJ (TOKYO:8306)、みずほ (TOKYO:8411)のメガバンク3行がそろって売り優勢となっているほか、トヨタ (TOKYO:7203)、ソフトバンク (TOKYO:9984)、ソニー (TOKYO:6758)も弱い。
一方、東京電力 (TOKYO:9501)が買われているほか、Fリテイ (TOKYO:9983)、キヤノン (TOKYO:7751)もしっかり。
なお、業績予想を大幅に引き上げたFPG (TOKYO:7148)が投資資金を集め急騰している。
(田代 昌之)