*08:28JST 23日の米国市場ダイジェスト:NYダウは190ドル安、金利低下に連れハイテクが支援
■NY株式:NYダウは190ドル安、金利低下に連れハイテクが支援
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は190.87ドル安の32,936.41ドル、ナスダックは34.52ポイント高の13,018.33で取引を終了した。
中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。
その後、10年債利回りが2007年以降で初めて5%に達したのち値ごろ感から低下に転じたことに連れハイテク中心に買戻しに拍車がかかりナスダックはプラス圏を回復した。
さらに、終盤にかけて、ハマスが新たに人質2人解放したと発表したほか、政府がイスラエルに対しガザ地上戦を延期するよう要請しているとの報道で警戒感が緩和し下げ止まった。
ただ、石油関連が重しとなりダウは下げを消せず、まちまちで終了。
セクター別ではメディア・娯楽、半導体・同製造装置が上昇した一方で、エネルギーや銀行が下落した。
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)やカジノ運営のMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)やスポーツギャンブルプラットフォーム提供のドラフトキング(DKNG)はそれぞれアナリストの投資判断引上げで上昇。
半導体のエヌビディア(NVDA)はアーム・ホールディングスの技術を使用しマイクロソフトの基本ソフト、ウィンドウズPC半導体設計に着手したとの報道を受け、買われた。
競合のインテル(INTL)は下落。
また、再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は同業のヘス(HES)を530億ドルで買収することで合意し、下落した。
クラウド型ID管理・統合認証サービスのオクタ(OKTA)はハッキングの影響が短期の売り上げを損傷する可能性が警戒され下落。
鉄鋼メーカーのクリーブランド・クリフス(CLF)は取り引き終了後に第3四半期決算を発表。
調整後の1株利益が予想を上回り、時間外取引で上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利低下でドル弱含み
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円96銭から149円56銭まで下落して、149円71銭で引けた。
米10年債利回りが上昇し2007年来の5%に達したのち低下に転じ、ドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0600ドルから1.0678ドルまで上昇し、1.0667ドルで引けた。
ユーロ圏10月消費者信頼感指数速報値が予想を上回りユーロ買いが優勢となった。
ユーロ・円は、158円82銭から159円78銭まで上昇。
株式相場の回復に連れ、リスク回避の円買いが後退。
ポンド・ドルは、1.2150ドルから1.2258ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.8949フランへ上昇後、0.8906フランまで下落。
中東情勢緊迫化を警戒した安全通貨のフラン買いが続いた。
■NY原油:下落で85.49ドル、ポジション調整的な売りが強まる
NY原油先物12月限は下落(NYMEX原油12月限終値:85.49 ↓2.59)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-2.59ドルの85.49ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは85.35ドル-88.29ドル。
アジア市場の序盤に88.29ドルまで買われたが、まもなくポジション調整的な売りが強まり、じり安となった。
米国市場の後半にかけて85.35ドルまで一段安となり、通常取引終了後の時間外取引では主に86ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 25.57ドル -0.74ドル(-2.81%)
モルガン・スタンレー(MS) 71.70ドル -1.43ドル(-1.96%)
ゴールドマン・サックス(GS)299.22ドル -0.83ドル(-0.28%)
インテル(INTC) 33.85ドル -1.07ドル(-3.06%)
アップル(AAPL) 173.00ドル +0.12ドル(+0.07%)
アルファベット(GOOG) 137.90ドル +1.16ドル(+0.85%)
メタ(META) 314.01ドル +5.36ドル(+1.74%)
キャタピラー(CAT) 247.32ドル -1.88ドル(-0.75%)
アルコア(AA) 23.41ドル -0.60ドル(-2.50%)
ウォルマート(WMT) 161.01ドル +2.25ドル(+1.42%)
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は190.87ドル安の32,936.41ドル、ナスダックは34.52ポイント高の13,018.33で取引を終了した。
中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。
その後、10年債利回りが2007年以降で初めて5%に達したのち値ごろ感から低下に転じたことに連れハイテク中心に買戻しに拍車がかかりナスダックはプラス圏を回復した。
さらに、終盤にかけて、ハマスが新たに人質2人解放したと発表したほか、政府がイスラエルに対しガザ地上戦を延期するよう要請しているとの報道で警戒感が緩和し下げ止まった。
ただ、石油関連が重しとなりダウは下げを消せず、まちまちで終了。
セクター別ではメディア・娯楽、半導体・同製造装置が上昇した一方で、エネルギーや銀行が下落した。
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)やカジノ運営のMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM)やスポーツギャンブルプラットフォーム提供のドラフトキング(DKNG)はそれぞれアナリストの投資判断引上げで上昇。
半導体のエヌビディア(NVDA)はアーム・ホールディングスの技術を使用しマイクロソフトの基本ソフト、ウィンドウズPC半導体設計に着手したとの報道を受け、買われた。
競合のインテル(INTL)は下落。
また、再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は同業のヘス(HES)を530億ドルで買収することで合意し、下落した。
クラウド型ID管理・統合認証サービスのオクタ(OKTA)はハッキングの影響が短期の売り上げを損傷する可能性が警戒され下落。
鉄鋼メーカーのクリーブランド・クリフス(CLF)は取り引き終了後に第3四半期決算を発表。
調整後の1株利益が予想を上回り、時間外取引で上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米長期金利低下でドル弱含み
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円96銭から149円56銭まで下落して、149円71銭で引けた。
米10年債利回りが上昇し2007年来の5%に達したのち低下に転じ、ドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0600ドルから1.0678ドルまで上昇し、1.0667ドルで引けた。
ユーロ圏10月消費者信頼感指数速報値が予想を上回りユーロ買いが優勢となった。
ユーロ・円は、158円82銭から159円78銭まで上昇。
株式相場の回復に連れ、リスク回避の円買いが後退。
ポンド・ドルは、1.2150ドルから1.2258ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.8949フランへ上昇後、0.8906フランまで下落。
中東情勢緊迫化を警戒した安全通貨のフラン買いが続いた。
■NY原油:下落で85.49ドル、ポジション調整的な売りが強まる
NY原油先物12月限は下落(NYMEX原油12月限終値:85.49 ↓2.59)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-2.59ドルの85.49ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは85.35ドル-88.29ドル。
アジア市場の序盤に88.29ドルまで買われたが、まもなくポジション調整的な売りが強まり、じり安となった。
米国市場の後半にかけて85.35ドルまで一段安となり、通常取引終了後の時間外取引では主に86ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 25.57ドル -0.74ドル(-2.81%)
モルガン・スタンレー(MS) 71.70ドル -1.43ドル(-1.96%)
ゴールドマン・サックス(GS)299.22ドル -0.83ドル(-0.28%)
インテル(INTC) 33.85ドル -1.07ドル(-3.06%)
アップル(AAPL) 173.00ドル +0.12ドル(+0.07%)
アルファベット(GOOG) 137.90ドル +1.16ドル(+0.85%)
メタ(META) 314.01ドル +5.36ドル(+1.74%)
キャタピラー(CAT) 247.32ドル -1.88ドル(-0.75%)
アルコア(AA) 23.41ドル -0.60ドル(-2.50%)
ウォルマート(WMT) 161.01ドル +2.25ドル(+1.42%)