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午後3時のドルはほぼ横ばい151円前半、材料不足で方向感出ず

発行済 2024-03-26 15:21
更新済 2024-03-26 15:27
© Reuters.  3月26日、午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(151.41/42円)からほぼ横ばいの151円前半で推移している。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(202

Mariko Sakaguchi

[東京 26日 ロイター] - 午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(151.41/42円)からほぼ横ばいの151円前半で推移している。手掛かり材料に乏しい中、狭いレンジ内での推移となった。日中の値幅は21銭にとどまった。

ドルは仲値にかけては国内輸出企業による売りが出たとみられ、じり安で推移。時間外取引の米長期金利の小幅な低下もドル売りを促す面もあった。ただ、その後ドルは小幅に買い戻されるなど、151円前半で小動きとなった。

足元のドルは政府・日銀による為替介入への警戒感から上値追いに慎重な一方、「日銀による緩和的な金融環境が当面続くとの観測が高まっている」(国内金融機関アナリスト)とみられ、151円台を維持するなど下値も堅い。

あすの田村直樹日銀審議委員の講演に市場の関心が集まっている。トレイダーズ証券の市場部長、井口喜雄氏は「緩和的な金融環境が当面続くとの市場の観測を覆す様な内容が出てくれば、ドル/円に大きなインパクトを与える」とし、年内2回の追加利上げが意識されれば、150円を割れる可能性があるとみる。

一方で、植田和男日銀総裁の発言を踏襲する形となった場合は、「トレンドは変わらず、政府・日銀による為替介入を警戒しながら、ドルは慎重に152円を試しにいく」との見方を示した。

今週発表される2023年第4・四半期の米実質国内総生産(GDP)確報値や米個人消費支出(PCE)価格指数も注目だ。強い結果となれば、「米国の利下げ時期を巡る思惑から、ドル買いに傾く可能性がある」(楽天証券のFXディーリング部、荒地潤氏)との声が聞かれた。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 151.37/151.38 1.0847/1.0848 164.19/164.20

午前9時現在 151.38/151.39 1.0835/1.0839 164.04/164.08

NY午後5時 151.40/151.43 1.0835/1.0839 164.09/164.10

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