*07:57JST 13日の米国市場ダイジェスト:NYダウは81ドル安、インフレ指標を警戒
■NY株式:NYダウは81ドル安、インフレ指標を警戒
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は81.33ドル安の39,431.51ドル、ナスダックは47.37ポイント高の16,388.24で取引を終了した。
根強い利下げ期待に寄り付き後上昇。
その後、4月NY連銀インフレ期待の上昇を受け利下げ期待が後退し相場は失速した。
さらに、今週発表が予定されている消費者物価指数(CPI)の発表を警戒した売りも重しとなりダウは下落に転じ、終盤にかけて下げ幅を拡大。
ハイテクはアップル(AAPL)や決算を控えているエヌビディア(NVDA)の上昇が下支えとなったほか、金利の低下が奏功しプラス圏を維持し、まちまちで終了した。
セクター別では、自動車・自動車部品やテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、消費者サービスが下落。
半導体のインテル(INTC)はアイルランド工場建設資金提供で投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントが110億ドルを提供する取引で交渉が進んでいるとの報道が好感され、上昇した。
携帯端末のアップル(AAPL)は人工知能 (AI)の開発を行っているオープンAIとの提携が近いとの報道を受けて上昇。
ドラッグストア小売店運営するウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は傘下の英国ブーツ売却の可能性を期待し、上昇。
ゲーム開発会社のゲームストップ(GME)や映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)は2021年のミーム株ブームの仕掛け人とされる個人投資家がソーシャルメデイアに復帰を示唆したため、短期投機的な買いが強まった。
電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)やリビアン・オートオーティブ(RIVN)は政府が早くて14日にもEVなど戦略的分野を対象とした新たな対中関税措置を発表する可能性が報じられ、それぞれ上昇。
配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)は中国の競合「滴滴」が英国市場に参入する計画を復活させるとの報道を受け、競争激化を警戒し、下落した。
AI開発会社のオープンAIはイベントで、新たな旗艦AIモデル「GPT-40」を発表した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米インフレ期待の上昇で利下げ観測後退、ドル買い再開
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円68銭から156円25銭まで上昇し、156円21銭で引けた。
イエレン米財務長官が介入を巡り「まれであるべきで、他国への伝達が必要」と慎重姿勢を繰り返したため円売りが優勢となったほか、NY連銀が発表した4月分のインフレ期待の上昇で利下げ観測が後退し、ドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.0807ドルまで上昇後、1.0787ドルまで反落し引けた。
ユーロ・円は、168円09銭から168円66銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2545ドルから1.2569ドルまで上昇後、反落。
ドル・スイスは0.9046フランへ下落後、0.9087フランまで上昇した。
■NY原油:反発で79.12ドル、供給超過の思惑後退で一時79.49ドル
NY原油先物6月限は反発(NYMEX原油6月限終値:79.12 ↑0.86)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.86ドルの79.12ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.78ドル-79.49ドル。
アジア市場で77.78ドルまで売られたが、中期的に供給超過となる可能性は低いため、米国市場の中盤にかけて79.49ドルまで反発。
ポジション調整に絡んだ買いも観測された。
通常取引終了後の時間外取引では主に79ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 38.21ドル -0.24ドル(-0.62%)
モルガン・スタンレー(MS) 98.56ドル +0.28ドル(+0.28%)
ゴールドマン・サックス(GS)453.56ドル -1.17ドル(-0.25%)
インテル(INTC) 30.51ドル +0.66ドル(+2.21%)
アップル(AAPL) 186.28ドル +3.23ドル(+1.76%)
アルファベット(GOOG) 170.90ドル +0.61ドル(+0.35%)
メタ(META) 468.01ドル -8.19ドル(-1.71%)
キャタピラー(CAT) 356.68ドル +1.89ドル(+0.53%)
アルコア(AA) 40.16ドル +3.04ドル(+8.18%)
ウォルマート(WMT) 60.41ドル -0.07ドル(-0.11%)
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は81.33ドル安の39,431.51ドル、ナスダックは47.37ポイント高の16,388.24で取引を終了した。
根強い利下げ期待に寄り付き後上昇。
その後、4月NY連銀インフレ期待の上昇を受け利下げ期待が後退し相場は失速した。
さらに、今週発表が予定されている消費者物価指数(CPI)の発表を警戒した売りも重しとなりダウは下落に転じ、終盤にかけて下げ幅を拡大。
ハイテクはアップル(AAPL)や決算を控えているエヌビディア(NVDA)の上昇が下支えとなったほか、金利の低下が奏功しプラス圏を維持し、まちまちで終了した。
セクター別では、自動車・自動車部品やテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、消費者サービスが下落。
半導体のインテル(INTC)はアイルランド工場建設資金提供で投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントが110億ドルを提供する取引で交渉が進んでいるとの報道が好感され、上昇した。
携帯端末のアップル(AAPL)は人工知能 (AI)の開発を行っているオープンAIとの提携が近いとの報道を受けて上昇。
ドラッグストア小売店運営するウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は傘下の英国ブーツ売却の可能性を期待し、上昇。
ゲーム開発会社のゲームストップ(GME)や映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)は2021年のミーム株ブームの仕掛け人とされる個人投資家がソーシャルメデイアに復帰を示唆したため、短期投機的な買いが強まった。
電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)やリビアン・オートオーティブ(RIVN)は政府が早くて14日にもEVなど戦略的分野を対象とした新たな対中関税措置を発表する可能性が報じられ、それぞれ上昇。
配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)は中国の競合「滴滴」が英国市場に参入する計画を復活させるとの報道を受け、競争激化を警戒し、下落した。
AI開発会社のオープンAIはイベントで、新たな旗艦AIモデル「GPT-40」を発表した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米インフレ期待の上昇で利下げ観測後退、ドル買い再開
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円68銭から156円25銭まで上昇し、156円21銭で引けた。
イエレン米財務長官が介入を巡り「まれであるべきで、他国への伝達が必要」と慎重姿勢を繰り返したため円売りが優勢となったほか、NY連銀が発表した4月分のインフレ期待の上昇で利下げ観測が後退し、ドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.0807ドルまで上昇後、1.0787ドルまで反落し引けた。
ユーロ・円は、168円09銭から168円66銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2545ドルから1.2569ドルまで上昇後、反落。
ドル・スイスは0.9046フランへ下落後、0.9087フランまで上昇した。
■NY原油:反発で79.12ドル、供給超過の思惑後退で一時79.49ドル
NY原油先物6月限は反発(NYMEX原油6月限終値:79.12 ↑0.86)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.86ドルの79.12ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.78ドル-79.49ドル。
アジア市場で77.78ドルまで売られたが、中期的に供給超過となる可能性は低いため、米国市場の中盤にかけて79.49ドルまで反発。
ポジション調整に絡んだ買いも観測された。
通常取引終了後の時間外取引では主に79ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 38.21ドル -0.24ドル(-0.62%)
モルガン・スタンレー(MS) 98.56ドル +0.28ドル(+0.28%)
ゴールドマン・サックス(GS)453.56ドル -1.17ドル(-0.25%)
インテル(INTC) 30.51ドル +0.66ドル(+2.21%)
アップル(AAPL) 186.28ドル +3.23ドル(+1.76%)
アルファベット(GOOG) 170.90ドル +0.61ドル(+0.35%)
メタ(META) 468.01ドル -8.19ドル(-1.71%)
キャタピラー(CAT) 356.68ドル +1.89ドル(+0.53%)
アルコア(AA) 40.16ドル +3.04ドル(+8.18%)
ウォルマート(WMT) 60.41ドル -0.07ドル(-0.11%)