*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株への押し目狙いの動き~
17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株への押し目狙いの動き
■三井ハイテク、1Q営業利益 3.9%増 39.71億円、1:5の株式分割
■前場の注目材料:キヤノン、半導体後工程のデータ連携、システム開発
■ハイテク株への押し目狙いの動き
17日の日本株市場は、売り一巡後は底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。
14日の米国市場は、NYダウが57ドル安、ナスダックは21ポイント高だった。
6月のミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に落ち込んだため、消費減速への懸念が重荷となり、景気敏感株が売られるなか、NYダウは続落。
一方で、米長期金利の低下やアドビの好決算を受けた買いで、ナスダック指数は続伸となった。
シカゴ日経225先物は大阪比345円安の38495円。
円相場は1ドル157円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り優勢で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時38280円まで売られる場面も見られ、概ね38300円~38500円辺りでのレンジ推移となった。
25日線を割り込み、ボリンジャーバンド-1σ水準まで下げてきており、神経質にさせそうである。
米国では足もとでの予想を下回る経済指標を受けて、利下げ期待が高まる反面、米経済に対する不透明感が高まってきていることから、神経質にさせそうである。
先週末の日経平均株価は25日線を突破し、一時75日線を捉える場面もみられた。
6月のSQ値(38535.35円)を終日上回っての推移だったが、本日は同水準での底堅さがみられるかが意識されそうである。
米国ではハイテク株主導でナスダックは連日で史上最高値を更新しており、連動性の観点からは指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向に関心が集まることになりそうだ。
日経平均株価はSQ値での底堅さがみられるようだと、ハイテク株への押し目狙いの動きに向かわせよう。
また、24日にナスダック100指数に英アームホールディングスが組み入れられる。
ソフトバンクグループ (TYO:9984)の動向のほか、AI関連などへの物色も期待されそうである。
物色の広がりは期待しづらいものの、中核的な銘柄には短期的に値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。
一方で、全般こう着のなか、バリュー株へは利益を確定させる動きが入りやすいとみておきたい。
■三井ハイテク、1Q営業利益 3.9%増 39.71億円、1:5の株式分割
三井ハイテク (TYO:6966)が発表した2025年1月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比11.4%増の504.31億円、営業利益は同3.9%増の39.71億円だった。
2025年1月期業績は、売上高が前期比21%増の2370億円、営業利益は同15.9%増の210億円を計画。
なお、8月1日を効力発生日として1株を5株に分割すると発表した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38814.56、+94.09)
・ナスダック総合指数は上昇(17688.88、+21.32)
・1ドル=157.30-40円
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・キヤノン (TYO:7751)半導体後工程のデータ連携、システム開発
・キリンHD (TYO:2503)ファンケル買収、黒字化の切り札、健康事業自立へ
・住友商事 (TYO:8053)CCS商機拡大、カタールに油井管1000トン供給
・双日 (TYO:2768)印でグリーアンモニア、20年代後半から生産し日本に供給
・三井化学 (TYO:4183)石化コア営業益200億円、25年度めどに
・住友商事 (TYO:8053)インドネシア住友商事社長・米津氏、グリーン電力、水資源活用
・みずほFG (TYO:8411)スイス社とサステナ金融も協業、超富裕層ビジネス
・曙ブレーキ工業 (TYO:7238)再生計画にめど、既存借入金490億円完済
・サンデン (TYO:6444)米で電動車空調受注、メキシコ生産検討
・ブラザー工業 (TYO:6448)ロボエンジと協業、5軸MCの自動化提案
・川崎重 (TYO:7012)欧に液化水素網、ダイムラーと供給所検討
・日揮HD (TYO:1963)アブダビLNGプラントのEPC受注、年産480万トン2系列建設
・クボタ (TYO:6326)原料供給装置開拓、買収の独社技術活用
・パナソニックHD (TYO:6752)循環経済前提に家電設計、修理・耐久性向上
・KDDI (TYO:9433)関東のサブ6エリア2.8倍、通信速度3倍
・NEC (TYO:6701)AIで現場可視化、データ分析し業務改善支援
・鹿島 (TYO:1812)締め固め不要な高流動コンクリ、人員80%減
・JFEHD (TYO:5411)JFEスチール、超高張力鋼板の曲げ返り抑制、車骨格に技術採用
・清水建設 (TYO:1803)コンテナに水素設備、製造・電池一式を収納
・日本ガイシ (TYO:5333)改良版NAS電池を海外向け発売、低劣化・初期投資減
・富士フイルム (TYO:4901)韓国の半導体材料工場を12月末稼働
☆前場のイベントスケジュール
・11:00 中・5月鉱工業生産(前年比予想:+6.2%、4月:+6.7%)
・11:00 中・5月小売売上高(前年比予想:+3.0%、4月:+2.3%) <ST>
■ハイテク株への押し目狙いの動き
■三井ハイテク、1Q営業利益 3.9%増 39.71億円、1:5の株式分割
■前場の注目材料:キヤノン、半導体後工程のデータ連携、システム開発
■ハイテク株への押し目狙いの動き
17日の日本株市場は、売り一巡後は底堅さが意識されやすい相場展開になりそうだ。
14日の米国市場は、NYダウが57ドル安、ナスダックは21ポイント高だった。
6月のミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に落ち込んだため、消費減速への懸念が重荷となり、景気敏感株が売られるなか、NYダウは続落。
一方で、米長期金利の低下やアドビの好決算を受けた買いで、ナスダック指数は続伸となった。
シカゴ日経225先物は大阪比345円安の38495円。
円相場は1ドル157円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り優勢で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時38280円まで売られる場面も見られ、概ね38300円~38500円辺りでのレンジ推移となった。
25日線を割り込み、ボリンジャーバンド-1σ水準まで下げてきており、神経質にさせそうである。
米国では足もとでの予想を下回る経済指標を受けて、利下げ期待が高まる反面、米経済に対する不透明感が高まってきていることから、神経質にさせそうである。
先週末の日経平均株価は25日線を突破し、一時75日線を捉える場面もみられた。
6月のSQ値(38535.35円)を終日上回っての推移だったが、本日は同水準での底堅さがみられるかが意識されそうである。
米国ではハイテク株主導でナスダックは連日で史上最高値を更新しており、連動性の観点からは指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向に関心が集まることになりそうだ。
日経平均株価はSQ値での底堅さがみられるようだと、ハイテク株への押し目狙いの動きに向かわせよう。
また、24日にナスダック100指数に英アームホールディングスが組み入れられる。
ソフトバンクグループ (TYO:9984)の動向のほか、AI関連などへの物色も期待されそうである。
物色の広がりは期待しづらいものの、中核的な銘柄には短期的に値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。
一方で、全般こう着のなか、バリュー株へは利益を確定させる動きが入りやすいとみておきたい。
■三井ハイテク、1Q営業利益 3.9%増 39.71億円、1:5の株式分割
三井ハイテク (TYO:6966)が発表した2025年1月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比11.4%増の504.31億円、営業利益は同3.9%増の39.71億円だった。
2025年1月期業績は、売上高が前期比21%増の2370億円、営業利益は同15.9%増の210億円を計画。
なお、8月1日を効力発生日として1株を5株に分割すると発表した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38814.56、+94.09)
・ナスダック総合指数は上昇(17688.88、+21.32)
・1ドル=157.30-40円
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・キヤノン (TYO:7751)半導体後工程のデータ連携、システム開発
・キリンHD (TYO:2503)ファンケル買収、黒字化の切り札、健康事業自立へ
・住友商事 (TYO:8053)CCS商機拡大、カタールに油井管1000トン供給
・双日 (TYO:2768)印でグリーアンモニア、20年代後半から生産し日本に供給
・三井化学 (TYO:4183)石化コア営業益200億円、25年度めどに
・住友商事 (TYO:8053)インドネシア住友商事社長・米津氏、グリーン電力、水資源活用
・みずほFG (TYO:8411)スイス社とサステナ金融も協業、超富裕層ビジネス
・曙ブレーキ工業 (TYO:7238)再生計画にめど、既存借入金490億円完済
・サンデン (TYO:6444)米で電動車空調受注、メキシコ生産検討
・ブラザー工業 (TYO:6448)ロボエンジと協業、5軸MCの自動化提案
・川崎重 (TYO:7012)欧に液化水素網、ダイムラーと供給所検討
・日揮HD (TYO:1963)アブダビLNGプラントのEPC受注、年産480万トン2系列建設
・クボタ (TYO:6326)原料供給装置開拓、買収の独社技術活用
・パナソニックHD (TYO:6752)循環経済前提に家電設計、修理・耐久性向上
・KDDI (TYO:9433)関東のサブ6エリア2.8倍、通信速度3倍
・NEC (TYO:6701)AIで現場可視化、データ分析し業務改善支援
・鹿島 (TYO:1812)締め固め不要な高流動コンクリ、人員80%減
・JFEHD (TYO:5411)JFEスチール、超高張力鋼板の曲げ返り抑制、車骨格に技術採用
・清水建設 (TYO:1803)コンテナに水素設備、製造・電池一式を収納
・日本ガイシ (TYO:5333)改良版NAS電池を海外向け発売、低劣化・初期投資減
・富士フイルム (TYO:4901)韓国の半導体材料工場を12月末稼働
☆前場のイベントスケジュール
・11:00 中・5月鉱工業生産(前年比予想:+6.2%、4月:+6.7%)
・11:00 中・5月小売売上高(前年比予想:+3.0%、4月:+2.3%) <ST>