■NY株式:ダウは276ドル安、中国経済への懸念高まりを嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :17148.94 終値 :4903.09
前日比:-276.09 前日比:-104.32
始値 :17405.48 始値 :4897.65
高値 :17405.48 高値 :4903.09
安値 :16957.63 安値 :4846.98
4日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は276.09ドル安の17148.94、ナスダックは104.32ポイント安の4903.09で取引を終了した。
昨年12月の中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が予想を下振れ、中国株が急落した。
中国経済への警戒感からアジア・欧州株が全面安となり、米国株も終日軟調推移となった。
ダウ及びナスダック総合指数はそれぞれ一時460ドル、160ポイントを超す大幅下落となった。
また、サウジアラビアやバーレーン、スーダンなどがイランとの国交断絶に踏み切ったことも投資家心理を悪化させた。
セクター別では全面安となり、特に銀行や小売の下落が目立った。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、10-12月期の納車台数が嫌気され下落。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)やネット小売のアマゾン(AMZN)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、軟調推移。
検索サイトのヤフー(YHOO)はアクティビスト(物言う投資家)のスターボード・バリューが、取締役会の刷新を提案したことが報じられ、売られた。
一方で、ヨガウェアのルルレモン・アスレティカ(LULU)はジェフリーズによる投資判断引き上げを受け、上昇。
本日、米司法省はドイツの自動車大手フォルクスワーゲンが違法な排ガス制御装置を約60万台のディーゼルエンジン車に搭載したとして提訴した。
自動車メーカーや株式相場への波及が懸念される。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は119円46銭、世界経済への懸念&地政学的リスク上昇でリスクオフ 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円01銭から119円50銭へ上昇し119円46銭で引けた。
予想を下回った米国の12月ISM製造業景況指数や建設支出を嫌ったドル売り、リスク回避の円買いが先行。
その後、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁やメスター米クリーブランド連銀総裁が米国経済の強さを強調し、政策が依然緩やかな引き締めの軌道にあることを明らかにしたため、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.0905ドルから1.0782ドルへ下落し1.0832ドルで引けた。
米連銀関係者のタカ派発言を受けて欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、129円86銭から128円69銭へ下落した。
サウジアラビアやバーレーンがイランとの外交関係を断絶したとの報道を受けた地政学的リスクの上昇懸念に、リスク回避の円買いも加速した。
ポンド・ドルは、1.4766ドルから1.4663ドルへ下落した。
低調な英国の製造業指数や欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票への不透明感がポンド売りにつながった。
ドル・スイスは、0.9987フランから1.0061フランへ上昇した。
■NY原油:反落で36.76ドル、中東の地政学的リスクによる買い失速 NY原油は反落(NYMEX原油2月限終値:36.76↓0.28)。
38.39ドルまで上昇した後、36.33ドルまで下落した。
サウジアラビアが3日、イランと国交断然を発表。
4日にはバーレーン、スーダンがイランと断交、UAEが外交関係格下げを発表したことで、中東の地政学的リスクの高まりを懸念した原油の買いが先行した。
しかし、その後、根強い世界的な供給過剰感から売りが優勢になり、下落に転じたとの見方。
ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が、「2016年は3-5回の利上げが妥当」などと述べ、ドル高気味になったことによる割高感も売りにつながった可能性。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.45ドル -0.385ドル(-2.29%) モルガン・スタンレー(MS) 31.48ドル -0.330ドル(-1.04%) ゴールドマン・サックス(GS)177.14ドル -2.980ドル(-1.65%) インテル(INTC) 33.99ドル -0.460ドル(-1.34%) アップル(AAPL) 105.35ドル +0.090ドル(+0.09%) アルファベット(GOOG) 741.84ドル -17.04ドル(-2.25%) フェイスブック(FB) 102.22ドル -2.440ドル(-2.33%) キャタピラー(CAT) 68.00ドル +0.050ドル(+0.07%) アルコア(AA) 9.69ドル -0.180ドル(-1.82%) ウォルマート(WMT) 61.47ドル +0.170ドル(+0.28%) スプリント(S) 3.51ドル -0.110ドル(-3.04%)
ダウ平均は276.09ドル安の17148.94、ナスダックは104.32ポイント安の4903.09で取引を終了した。
昨年12月の中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が予想を下振れ、中国株が急落した。
中国経済への警戒感からアジア・欧州株が全面安となり、米国株も終日軟調推移となった。
ダウ及びナスダック総合指数はそれぞれ一時460ドル、160ポイントを超す大幅下落となった。
また、サウジアラビアやバーレーン、スーダンなどがイランとの国交断絶に踏み切ったことも投資家心理を悪化させた。
セクター別では全面安となり、特に銀行や小売の下落が目立った。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、10-12月期の納車台数が嫌気され下落。
動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)やネット小売のアマゾン(AMZN)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、軟調推移。
検索サイトのヤフー(YHOO)はアクティビスト(物言う投資家)のスターボード・バリューが、取締役会の刷新を提案したことが報じられ、売られた。
一方で、ヨガウェアのルルレモン・アスレティカ(LULU)はジェフリーズによる投資判断引き上げを受け、上昇。
本日、米司法省はドイツの自動車大手フォルクスワーゲンが違法な排ガス制御装置を約60万台のディーゼルエンジン車に搭載したとして提訴した。
自動車メーカーや株式相場への波及が懸念される。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は119円46銭、世界経済への懸念&地政学的リスク上昇でリスクオフ 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円01銭から119円50銭へ上昇し119円46銭で引けた。
予想を下回った米国の12月ISM製造業景況指数や建設支出を嫌ったドル売り、リスク回避の円買いが先行。
その後、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁やメスター米クリーブランド連銀総裁が米国経済の強さを強調し、政策が依然緩やかな引き締めの軌道にあることを明らかにしたため、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.0905ドルから1.0782ドルへ下落し1.0832ドルで引けた。
米連銀関係者のタカ派発言を受けて欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、129円86銭から128円69銭へ下落した。
サウジアラビアやバーレーンがイランとの外交関係を断絶したとの報道を受けた地政学的リスクの上昇懸念に、リスク回避の円買いも加速した。
ポンド・ドルは、1.4766ドルから1.4663ドルへ下落した。
低調な英国の製造業指数や欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票への不透明感がポンド売りにつながった。
ドル・スイスは、0.9987フランから1.0061フランへ上昇した。
■NY原油:反落で36.76ドル、中東の地政学的リスクによる買い失速 NY原油は反落(NYMEX原油2月限終値:36.76↓0.28)。
38.39ドルまで上昇した後、36.33ドルまで下落した。
サウジアラビアが3日、イランと国交断然を発表。
4日にはバーレーン、スーダンがイランと断交、UAEが外交関係格下げを発表したことで、中東の地政学的リスクの高まりを懸念した原油の買いが先行した。
しかし、その後、根強い世界的な供給過剰感から売りが優勢になり、下落に転じたとの見方。
ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が、「2016年は3-5回の利上げが妥当」などと述べ、ドル高気味になったことによる割高感も売りにつながった可能性。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.45ドル -0.385ドル(-2.29%) モルガン・スタンレー(MS) 31.48ドル -0.330ドル(-1.04%) ゴールドマン・サックス(GS)177.14ドル -2.980ドル(-1.65%) インテル(INTC) 33.99ドル -0.460ドル(-1.34%) アップル(AAPL) 105.35ドル +0.090ドル(+0.09%) アルファベット(GOOG) 741.84ドル -17.04ドル(-2.25%) フェイスブック(FB) 102.22ドル -2.440ドル(-2.33%) キャタピラー(CAT) 68.00ドル +0.050ドル(+0.07%) アルコア(AA) 9.69ドル -0.180ドル(-1.82%) ウォルマート(WMT) 61.47ドル +0.170ドル(+0.28%) スプリント(S) 3.51ドル -0.110ドル(-3.04%)