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ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、日欧金利差縮小を意識したユーロ売り抑制も

発行済 2024-08-17 14:20
更新済 2024-08-17 14:30
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*14:20JST ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、日欧金利差縮小を意識したユーロ売り抑制も ■上昇、ユーロ圏経済の悪化に対する警戒感は低下

今週のユーロ・ドルは上昇。
米国の大幅利下げ観測は後退したが、ユーロ圏経済の悪化に対する警戒感は低下し、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りが優勢となった。
年内における欧州中央銀行(ECB)の追加利下げは1回にとどまる可能性が高いこともユーロの上昇を促す一因となった。
取引レンジ:1.0910ドル-1.1047ドル。


■伸び悩みか、ECBの今後の政策方針を注視

来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。
米国の景気減速懸念は払拭されつつあり、9月大幅利下げ観測は後退した。
一方、ユーロ圏の経済指標は強弱まちまちで、欧州中央銀行(ECB)の今後の政策方針が注視される。
有力なユーロ買い材料は乏しく、1.10ドル台で上げ渋る展開となりそうだ。


予想レンジ:1.0900ドル-1.1080ドル

■堅調推移、一時164円に接近

今週のユーロ・円は堅調推移。
一時164円に接近する場面があった。
日本銀行による年内追加利上げの可能性はあるものの、日米株式相場の堅調地合いや9月の大幅利下げ観測の後退を受けてリスク選好的な米ドル買い・円売りが強まり、この影響でユーロ・円の取引でもユーロ買い・円売りが優勢となった。
取引レンジ:159円79銭-163円89銭。


■底堅い値動きか、日欧金利差縮小を意識したユーロ売り抑制も

来週のユーロ・円は底堅い値動きか。
欧州中央銀行(ECB)による9月利下げ観測が続くなか、ユーロ圏の経済指標は強弱まちまちとなりユーロ買いは入りづらい。
ただ、日本銀行の金融正常化の思惑は後退し、日欧金利差縮小を意識したユーロ売り・円買いは抑制される見通し。


○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・22日(木):8月S&Pグローバル製造業PMI(7月:45.8)
・22日(木):8月S&Pグローバルサービス業PMI(7月:51.9)

予想レンジ:161円00銭-165円00銭


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