■NY株式:ダウは55ドル安、軟調な原油や商品相場を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :17737.00 終値 :4891.80
前日比:-55.75 前日比:-22.75
始値 :17799.39 始値 :4911.22
高値 :17806.38 高値 :4917.75
安値 :17710.67 安値 :4885.17
4日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は55.75ドル安の17737.00、ナスダックは22.75ポイント安の4891.80で取引を終了した。
先週の大幅上昇を受けて利益確定の売りが先行。
軟調な原油や商品相場が重しとなる一方で、好調な雇用統計や製造業景況指数を受けて米国経済への楽観的な見方から下値も限定的。
しかしながら、引けにかけてやや下げ幅を拡大する展開となった。
セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。
半導体・太陽光技術メーカーのサンエジソン(SUNE)は破産申請の検討が報じられ、株価が半減した。
ソーシャル・ネットワークのフェイスブック(FB)は仮想現実ヘッドセット「Oculus Rift」の出荷遅延が明らかとなり、軟調推移。
複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。
一方で、航空会社のヴァージン・アメリカ(VA)は同業のアラスカ・エア・グループ(ALK)による26億ドルでの買収に合意し、40%を超す上昇となった。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、先週発表した新型車「モデル3」の予約数が27万6千台を超えるなど熱狂的な関心を集めているが、想定以上の予約台数に生産計画を大幅に見直す必要があるとの懸念が指摘されている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は111円29銭、予想を下回った米製造業&雇用指標を嫌いドル下落 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円61銭から111円10銭へ下落し、111円29銭で引けた。
米国の2月製造業受注が減少したほか、3月労働市場情勢指数が予想外に3カ月連続でマイナスに落ち込んだため、ドル売りが優勢になったほか、リスク回避の円買いも強まった。
ユーロ・ドルは、1.1410ドルへ上昇後、1.1373ドルへ反落して1.1395ドルで引けた。
ユーロ圏の2月生産者物価指数が2009年11月以降で最低となったことを受けたユーロ売りに、上値は限定的となった。
ユーロ・円は、127円10銭から126円45銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4263ドルから1.4322ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9573フランまで下落後、0.9607フランへ上昇。
スイス中銀のジョルダン総裁が一段の緩和の可能性を示唆しフラン買いが後退した。
■NY原油:続落で35.70ドル、価格下支え期待後退による売り継続 NY原油は続落(NYMEX原油5月限終値:35.70↓1.09)。
37.21ドルから35.59ドルまで下落した。
17日の産油国会合(ドーハ)で増産凍結協議での合意は困難との見方から、価格下支え期待が後退しており、原油の売りが優勢になった。
イランのザンギャネ石油相が前日、増産姿勢の継続を改めて示した。
また、4日発表の米国の2月製造業受注の減少や、2月耐久財受注改定値の下方修正。
3月労働市場情勢指数の予想外の低下継続なども、原油の需要後退への懸念から売りにつながった可能性。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.52ドル -0.040ドル(-0.30%) モルガン・スタンレー(MS) 25.02ドル -0.510ドル(-2.00%) ゴールドマン・サックス(GS)157.77ドル -2.050ドル(-1.28%) インテル(INTC) 32.00ドル -0.450ドル(-1.39%) アップル(AAPL) 111.12ドル +1.130ドル(+1.03%) アルファベット(GOOG) 765.12ドル -4.550ドル(-0.59%) フェイスブック(FB) 112.55ドル -3.510ドル(-3.02%) キャタピラー(CAT) 75.70ドル -1.090ドル(-1.42%) アルコア(AA) 9.40ドル -0.230ドル(-2.39%) ウォルマート(WMT) 69.07ドル +0.010ドル(+0.01%) スプリント(S) 3.45ドル -0.185ドル(-5.10%)
ダウ平均は55.75ドル安の17737.00、ナスダックは22.75ポイント安の4891.80で取引を終了した。
先週の大幅上昇を受けて利益確定の売りが先行。
軟調な原油や商品相場が重しとなる一方で、好調な雇用統計や製造業景況指数を受けて米国経済への楽観的な見方から下値も限定的。
しかしながら、引けにかけてやや下げ幅を拡大する展開となった。
セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。
半導体・太陽光技術メーカーのサンエジソン(SUNE)は破産申請の検討が報じられ、株価が半減した。
ソーシャル・ネットワークのフェイスブック(FB)は仮想現実ヘッドセット「Oculus Rift」の出荷遅延が明らかとなり、軟調推移。
複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、売られた。
一方で、航空会社のヴァージン・アメリカ(VA)は同業のアラスカ・エア・グループ(ALK)による26億ドルでの買収に合意し、40%を超す上昇となった。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、先週発表した新型車「モデル3」の予約数が27万6千台を超えるなど熱狂的な関心を集めているが、想定以上の予約台数に生産計画を大幅に見直す必要があるとの懸念が指摘されている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は111円29銭、予想を下回った米製造業&雇用指標を嫌いドル下落 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円61銭から111円10銭へ下落し、111円29銭で引けた。
米国の2月製造業受注が減少したほか、3月労働市場情勢指数が予想外に3カ月連続でマイナスに落ち込んだため、ドル売りが優勢になったほか、リスク回避の円買いも強まった。
ユーロ・ドルは、1.1410ドルへ上昇後、1.1373ドルへ反落して1.1395ドルで引けた。
ユーロ圏の2月生産者物価指数が2009年11月以降で最低となったことを受けたユーロ売りに、上値は限定的となった。
ユーロ・円は、127円10銭から126円45銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4263ドルから1.4322ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9573フランまで下落後、0.9607フランへ上昇。
スイス中銀のジョルダン総裁が一段の緩和の可能性を示唆しフラン買いが後退した。
■NY原油:続落で35.70ドル、価格下支え期待後退による売り継続 NY原油は続落(NYMEX原油5月限終値:35.70↓1.09)。
37.21ドルから35.59ドルまで下落した。
17日の産油国会合(ドーハ)で増産凍結協議での合意は困難との見方から、価格下支え期待が後退しており、原油の売りが優勢になった。
イランのザンギャネ石油相が前日、増産姿勢の継続を改めて示した。
また、4日発表の米国の2月製造業受注の減少や、2月耐久財受注改定値の下方修正。
3月労働市場情勢指数の予想外の低下継続なども、原油の需要後退への懸念から売りにつながった可能性。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.52ドル -0.040ドル(-0.30%) モルガン・スタンレー(MS) 25.02ドル -0.510ドル(-2.00%) ゴールドマン・サックス(GS)157.77ドル -2.050ドル(-1.28%) インテル(INTC) 32.00ドル -0.450ドル(-1.39%) アップル(AAPL) 111.12ドル +1.130ドル(+1.03%) アルファベット(GOOG) 765.12ドル -4.550ドル(-0.59%) フェイスブック(FB) 112.55ドル -3.510ドル(-3.02%) キャタピラー(CAT) 75.70ドル -1.090ドル(-1.42%) アルコア(AA) 9.40ドル -0.230ドル(-2.39%) ウォルマート(WMT) 69.07ドル +0.010ドル(+0.01%) スプリント(S) 3.45ドル -0.185ドル(-5.10%)