5日のドル・円相場は、東京市場では106円89銭から107円29銭まで上昇。
欧米市場でドルは一時107円50銭まで続伸し、107円26銭で引けた。
本日6日のドル・円は、主に107円台でのもみあいが続く見込み。
4月米雇用統計の内容を見極める展開となる。
雇用情勢の改善を十分示唆する内容であると市場が判断した場合、6月利上げへの期待は高まり、ドルは全面高となる可能性がある。
6日発表の4月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+20万人、失業率は4.9%と予想されている。
非農業部門雇用者数の増加は3月実績(前月比+21.5万人)に届かないが、失業率は3月の5.0%から0.1ポイント低下する見込み。
4月の非農業部門雇用者数と失業率が予想通りであれば、雇用情勢の改善は続いているとの見方が浮上するかもしれない。
ただし、市場関係者の間では労働参加率、平均時給、不完全雇率の動向や雇用統計内容がインフレ進行につながるかどうかも注目されている。
非農業部門雇用者数が市場予想を上回っても不完全雇用率の高止まり(3月:9.8%)や平均時給(3月:前月比+0.3%)の伸び悩みが確認された場合、市場関係者の間からは「6月追加利上げを後押しする材料にはならない」との慎重な意見も聞かれている。
欧米市場でドルは一時107円50銭まで続伸し、107円26銭で引けた。
本日6日のドル・円は、主に107円台でのもみあいが続く見込み。
4月米雇用統計の内容を見極める展開となる。
雇用情勢の改善を十分示唆する内容であると市場が判断した場合、6月利上げへの期待は高まり、ドルは全面高となる可能性がある。
6日発表の4月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比+20万人、失業率は4.9%と予想されている。
非農業部門雇用者数の増加は3月実績(前月比+21.5万人)に届かないが、失業率は3月の5.0%から0.1ポイント低下する見込み。
4月の非農業部門雇用者数と失業率が予想通りであれば、雇用情勢の改善は続いているとの見方が浮上するかもしれない。
ただし、市場関係者の間では労働参加率、平均時給、不完全雇率の動向や雇用統計内容がインフレ進行につながるかどうかも注目されている。
非農業部門雇用者数が市場予想を上回っても不完全雇用率の高止まり(3月:9.8%)や平均時給(3月:前月比+0.3%)の伸び悩みが確認された場合、市場関係者の間からは「6月追加利上げを後押しする材料にはならない」との慎重な意見も聞かれている。