*07:50JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性
20日のドル・円は、東京市場では157円93銭まで買われた後、155円77銭まで下落。
欧米市場では156円96銭まで買われた後、155円96銭まで反落し、156円37銭で取引終了。
本日23日のドル・円は主に156円台で推移か。
日米金利差がただちに縮小する可能性は低いため、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
日本銀行は先週18-19日開催の金融政策決定会合で追加利上げを見送り、1月も政策金利の据え置きが予想されている。
先週発表された11月全国消費者物価コア指数(コアCPI)は市場予想を上回る伸びを記録したが、金融政策のすみやかな変更を促す事象ではないとみられる。
なお、植田日銀総裁は、政策変更に当たって来年の春闘の動向とトランプ米新政権下での経済政策運営を注目点に挙げているが、為替の物価への影響について「物価への影響が以前よりも大きくなっている可能性もあることに注意しつつ見ていきたい」との見方も伝えている。
為替や輸入物価の動向は金融政策の策定に一定の影響を与えることになりそうだ。
欧米市場では156円96銭まで買われた後、155円96銭まで反落し、156円37銭で取引終了。
本日23日のドル・円は主に156円台で推移か。
日米金利差がただちに縮小する可能性は低いため、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
日本銀行は先週18-19日開催の金融政策決定会合で追加利上げを見送り、1月も政策金利の据え置きが予想されている。
先週発表された11月全国消費者物価コア指数(コアCPI)は市場予想を上回る伸びを記録したが、金融政策のすみやかな変更を促す事象ではないとみられる。
なお、植田日銀総裁は、政策変更に当たって来年の春闘の動向とトランプ米新政権下での経済政策運営を注目点に挙げているが、為替の物価への影響について「物価への影響が以前よりも大きくなっている可能性もあることに注意しつつ見ていきたい」との見方も伝えている。
為替や輸入物価の動向は金融政策の策定に一定の影響を与えることになりそうだ。