■ネット投票サービス『SPAT4システム』運営会社、4月1日設立と発表
東京都競馬<9672>(東1)は4月1日、時間とともに強含んで次第高となり、午前11時にかけては4%高の4530円(170円高)まで上げて今年の高値を更新し、昨年11月以来の4500円台に進んでいる。同日朝、インターネット投票サービス『SPAT4システム』にかかわる運営事業を行う子会社を同日付で設立したと発表しており、収益性効率化などへの期待が出ている。コロナ感染鈍化も集客回復につながる要因として好感されている。
設立する会社名は、「株式会社eパドック」。『SPAT4システム』は当初、電話投票方式で1996年4月に南関東4競馬(浦和・船橋・大井・川崎)を対象として開始されたが、03年よりインターネット投票方式を導入。17年4月からは地方競馬全場・全レースの発売を開始し、今や地方競馬の公式投票サービスとして位置し、地方競馬全体を支えるものとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)