米国株式相場は上昇。
ダウ平均は306.62ドル高の25886.01、ナスダックは129.38ポイント高の7895.99で取引を終了した。
米長期金利の低下が一服し、ハイテク株を中心に買い戻しの動きが先行。
中国が今年と来年の可処分所得を押し上げる景気刺激策を検討していることも報じられ、投資家心理の改善から終日堅調推移となった。
セクター別では全面高となり、特に半導体・半導体製造装置や銀行の上昇が目立った。
複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、複数アナリストが不正な会計処理の隠蔽告発に懐疑的な見方を示したほか、カルプCEOが約200万ドルの自社株買いを実施し、大幅上昇。
半導体のエヌビディア(NVDA)は、決算内容が予想を上回り、上昇。
農業機械のディア(DE)は、決算内容が好感され、堅調推移。
一方で、半導体のアプライド・マテリアルズ(AMAT)は、弱気な業績見通しが嫌気され、下落した。
ネットワーク・セキュリティのパロアルト・ネットワークス (PANW)は、営業部門の幹部の辞任が伝わり、下落した。
(Horiko Capital Management LLC)