[パリ 27日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が発表した8月の消費者信頼感指数は102と、前月に続き1年半ぶりの高水準となった。
前月も102だった。8月の製造業景況感指数は102で、前月の101から小幅に上昇した。
比較的高い水準を維持した。
企業の信頼感指数は105で前月と変わらずで、長期平均の100を上回った。息切れが目立つドイツ企業とは対照的な状況となっている。
INSEEの調査によると、仏製造業は今年投資を平均で6%増やす見通し。4月の前回調査では11%増だった。
仏経済は今年、最も貧しい労働者と年金生活者の収入増を目的に設定された100億ユーロ(111億4000万ドル)超の政策パッケージに後押しされている。これらは減税が中心で、昨年拡大した反政府デモ後に打ち出された。
失業率が着実に低下していることも、消費者と企業の心理を支えている。第2・四半期の失業率は8.5%で、2008年末以来の低水準だった。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20190827T100417+0000