[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が12日の理事会で、2019年と20年の国内総生産(GDP)成長率見通しを引き下げると、事情に詳しい関係者2人が匿名で明らかにした。
関係者によると、今年と来年の成長率が1%を大きく上回ることはなく、予測数値はECB理事会で示される見込みとし、追加緩和の裏付けになるという。
また総合およびコアインフレ率は引き続き上昇が見込まれるが、低成長を背景にインフレ率の伸びは緩やかで長期化するとの見通しを示すとした。
ECBの広報担当はコメントを控えた。